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朝鮮の全ての工場、企業が人気製品、有名ブランドを出すために鋭意努力しています。ピョンヤン運動器具工場の「テソンサン」ラベルの製品も、スポーツ選手やファンの間で定評があります。
小学校の小さな運動場と各地の職場と公園はもとより、スポーツ団でも「テソンサン」ラベルのこの工場の製品が愛用され、大衆スポーツの熱気を盛り上げ、技術を高めるのに役立っています。工場では何よりも、原料、資材の国産化を基本とし、従業員みなが新技術とアイデアを出すようにしています。
ここ数年間、工場の技術チームは関係部門との協力を強め、ボール張り用接着剤、バドミントンのシャトルコックの生産に使われる試薬などを国産化する成果を上げました。最近はボールの生産工程全般で効率的に使われる分離剤の導入工程も自力で構築しました。
研究を始めるときは、品質を保証する上で極めて重要な分離剤の導入工程についての資料もありませんでした。けれど、技術チームは他力本願でなく、自らの力と技術、原料と資材で運動器具を作る野心を持って研究に取り掛かりました。それで1年間で分離剤の導入技術を自力で開発して生産を正常化し、品質をはるかに高めました。
工場では誰もが新技術を出すために奮闘しています。みなが新製品の開発に取り組む中、新しいテコンドーの競技器具が作られるなどいくつもの技術革新案が出ました。
フットサルのボールを生産する目標を立てたとき、内皮の変更を防ぐアイデアを出したのも他ならぬ工場の労働者でした。工場の従業員は設備を完全に把握した上でスキルを絶えず高め、機械に精通して問題解決の手がかりもつかみました。そればかりか、誰もが科学技術普及室で現行生産に役立つ知識を会得するため情熱の限りを尽くすのが常となっています。
従業員の熱意はそのまま生産の成果につながりました。現在、工場で運動器具の生産は数年前に比べて品種はおよそ2倍、そのバリエーションも3倍以上になりました。
日増しに増える「テソンサン」ラベルの製品は、人気製品を生産するため尽力するこの工場の従業員の創造の熱意が生んだものです。
（今日の朝鮮）
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