#author("2017-10-24T14:17:34+09:00","default:pop hok","pop hok")
*国連の日に際して [#ibe77e3f]
10月24日は''国連の日''です。
1945年の第2次大戦の終結後、戦争の不幸と惨禍が二度と繰り返されないように適切な措置をとることを求める世界の平和を愛する人々の要求にしたがって国連が発足しました。世界の平和と安全保障は国連の基本的使命です。国連がその使命を全うするためには活動において公正さを保障するのがなによりも重要です。

ところが、今、国連はアメリカの強権と専横に押されてその活動の原則を正しく守っていません。これは最近、アメリカの核の脅威に対応する朝鮮の自衛の国防力強化の措置に対する国連の態度を見てもよく分かります。アメリカは毎年、南朝鮮で戦略核戦力を動員して「''ウルチ・フリーダム・ガーディアン''」、「''キーリゾルブ''」のような戦争演習を行なっています。このような戦争演習が共和国をターゲットにした核戦争演習であることは誰もが知っています。

しかし、国連はアメリカのこのような戦争演習を問題視したことが全くありません。返って、アメリカの核の脅威、恐喝に対応した共和国の正当な国防力強化の措置を「挑発」、世界平和に対する「脅威」とけなし、''対朝鮮''「''制裁決議''」を相次いで可決しました。全く持ってダブルスタンダードの極みだと言わざるを得ません。

国連で可決された対朝鮮「制裁決議」について、''ギニア・チュチェ文学思想研究会アブドライエ・ディアロ会長''はこう話しました。
>「国連安保理の『制裁決議』は途方もないものです。この『決議』を可決した国連安保理常任理事国も人工衛星を打ち上げましたが、問題視されたことはありません。またミサイルを発射しましたが問題視されたことなどありません。ところが、なぜ朝鮮の試験だけが世界の平和と安全を脅かすことになるでしょうか？更に国連憲章の条項の何処にも核実験が世界の平和と安全を脅かすと銘記されていません。したがってこれら全てが偽善ということです。これは朝鮮人民の発展を妨げようというものです。平和と正義を重んじる人であれば誰もが国連安保理のこの『決議』を認めないでしょう」

国連という神聖な国際機構が公正さの原則を離れて、世界を制覇しようとのアメリカの政策に同調しながら決議でない「決議」を抜き打ち可決しているのですから、実に慨嘆すべきことでしょう。それで世界の多くの国がアメリカの言いなりになっている国連に対する失望感を禁じえず、一日も早く国連を改革することを強く求めているのです。

昨年、行なわれた第17回非同盟諸国首脳会議で加盟国は「近年、国連安保理は一部の場合は早すぎると言えるほど脅威的な立場を取ったり、強制的な立場を取りながらも、他の場合は沈黙を守るか、低調に対応している」と指摘しました。また、加盟国に対して国連憲章と国際法、特にこれらの国の自決権と独立、内政不干渉の原則に反して制定され、適用されている一方的カツ強圧的な措置を糾弾するマルガリタ宣言を採択しました。

第71回国連総会でも国連を一日も早く真の民主的機構に改革すべきだとの声があがりました。これは公正な国際秩序を樹立しようとの世界人民の志向がどれほど強いかをそのまま見せています。国連はこれ以上、加盟国の平和と安全を踏みにじる道具になってはなりません。

国連は必ずその使命に合うよう改革されるべきです。

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RIGHT:'''2017年の記事'''
LEFT:[[米韓合同軍事演習]]
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