![[PukiWiki]](image/pukiwiki.png "[PukiWiki]")
朝鮮で人民の健康増進に役立つ医薬品の開発に力を入れています。朝鮮民主主義人民共和国医学研究院では、朝鮮労働党中央委員会第7期第3回総会の決定にのっとり、研究に励んでいます。
その中には、医学生物学研究所の研究室主任トン・ジョンヘさんもいます。トンさんは、この20数年間、国の医学の発展のため、研究に知恵と情熱の限りを尽くして来ました。
金日成総合大学の生命科学部に在学中、既に遺伝子分野に注目し、知識を積みました。卒業後、希望通り医学生物学研究所に入り、遺伝子研究の第一歩を踏み出しました。
臨床治療で切実に求められる効能のある医薬品を開発して、人民の健康増進に寄与する一念で、一意専心研究に励みました。努力の甲斐あって、子供の成育に効き目のある薬物を開発しました。人間の成育に欠かせない成長ホルモンを生物工学の方法で作るための研究は、決して容易ではありませんでした。研究に試行錯誤と疲れはつきものでした。しかし、人民の健康増進のためには研究を止める権利がないということを自覚して、ついに新しい注射薬を開発しました。
その成果に慢心せず、扱いの簡便な座薬を作り出しました。人民の健康増進に実質的に寄与すること、世界的な競争力を持つこと、これがその研究目標です。最近は、血栓症の防止と治療に効能のある注射薬を開発しました。ある軟体動物の唾液腺からの分泌物に対する研究を深めて、遺伝子工学の方法で強力な血液凝固防止剤の製剤に成功し、結局、国内の原料と技術で血栓予防治療薬を開発しました。
先日の第20回国内外朝鮮人のピョンヤン医学討論会で、その研究の成果は高い評価を受けました。評価や名誉より国の保健医療をさらに発展させ、一日も早く世界レベルに引き上げる一念で、トンさんは今も研究に打ち込んでいます。
トンさんのお話です。
「私たちはこれからも臨床治療に切実に求められる効能のある医薬品を多く開発して、人民の健康増進に大いに寄与するつもりです」
（今日の朝鮮）
 |
