労働者詩人にお礼を言う

職場の友達　私のこと
駿馬に乗った娘ですって
仕事をてきぱきかたづける
手さばき　誰もかなわない
ララ　駿馬にのったのよ
・・・

この歌は朝鮮人民の間に広く知られた「駿馬に乗った娘*1」です。誰もが好んで歌うこの歌は、春の香りと言う意味の「ポムヒャンギ」ブランドの化粧品を生産するシンイジュ化粧品工場の女性労働者が作ったものです。

この歌と共に伝えられる話があります。いつも人民のための現地指導の途にいる敬愛する最高指導者金正恩委員長がこの工場を訪れたのはチュチェ107（2018）年7月でした。工場の各生産工程を見て、化粧品の生産状況について見聞きした金正恩委員長は、その間、工場で多くのことをしたと高く評価しました。

金正恩委員長がある職場を見たときのことです。当時、生産現場には、工場に長く勤めている女性労働者がいましたが、その労働者は詩を書いていました。つまり労働者の詩人と言うわけです。工場の責任者が、歌「駿馬に乗った娘」の歌詞を作った工場の労働者詩人だと告げて、その歌の何連かを静かに歌いました。

「駿馬に乗った娘！」

金正恩委員長もよく知っている歌でした。時代の名曲として娘たちが好んで歌い、国中の人々が愛唱する歌の歌詞を、この工場の女性労働者が作ったのがとても嬉しくて、金正恩委員長は明るく笑いました。

そして化粧品職場の女性労働者が「駿馬に乗った娘」の歌詞を作ったのだから、そのような才人がいるというのは誇るにたることだとし、その女性労働者に頭を下げて挨拶しました。

労働者詩人にお礼を言う金正恩委員長の謙虚な姿に、同行の人たちは深い感動を覚えました。女性労働者は、恐縮の余り、どうしたら良いか分かりませんでした。

労働者詩人に言ったお礼！

それは、人民を天のごとくみなす金正恩委員長の気高い天性の表れ、女性労働者が歌詞を作ったことを大事に思い、祝ってあげる深い意味のものでした。

（今日の朝鮮）

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2020年の記事
駿馬に乗った娘、「ポムヒャンギ」化粧品、女性と「ポムヒャンギ」、労働者詩人
 
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*1 駿馬に乗った娘（駿馬の娘　駿馬処女　준마처녀）　チュチェ88年（1999）作　作詞：リ・グァンスク（新義州化粧品工場の労働者）、作曲：人民芸術家アン・ジョンホ（安正浩、안정호）　歌：ヒョン・ソンウォル（玄松月、현송월）　1番「職場の友達、私の事、駿馬に乗った娘ですって、仕事をてきぱき片付ける、手捌き誰も敵わない、ララ、駿馬に乗ったのよ」　2番「今日も先に出勤（出動）すると、新聞に私の事が載ったの、飛躍の時代にひた走る、青春にくれる表彰なのね、ララ、駿馬に乗ったのよ」　3番「創造で沸き立つこの時代、私がもらった素敵な呼び名、将軍くれた駿馬に乗り、一生その名を輝かそう、ララ、駿馬に乗ったのよ」
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