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金正淑ピョンヤン紡織工場に労働者の寮が新築されました。労働者の便宜を最上のレベルで保障するための政府の措置により、すべて国家負担で建てられました。7階建ての寮は建ち並ぶ三つの棟からなっています。さっぱりしたカラータイルの外壁は景色の美しいテドン川*1と程よく調和しています。
それぞれの部屋では7人の寮生が生活します。地熱暖房システムが導入され、ダンスと本棚、テレビなどの家具調度品と電話機が揃っています。そしてフロアも寮生の文化生活に効果的に利用できる仕組みとなっています。
一度に数百人を収容できる食堂は宴会場を思わせます。調理室も完璧につくられ、いろいろな食品の保管、皿の消毒と洗浄、製氷、そして餅とパンをつくり、米を研ぐ設備にいたるまですべてが整えられています。
第1棟と第3棟の地下に作られた浴場には乾式と湿式のサウナもあります。美容院も寮生みなが喜んで訪ねるサービス施設の一つです。第1棟と第3棟に作られた商店では生活に必要ないろいろな食品と文化用品を売っています。
寮の構内にはこじんまりした公園とバレーボールのコートも作られ、寮生たちはここで疲れをすっかり癒せます。見るほど素敵な労働者の寮です。
労働者のカン・ジンヒャン、ペク・ヒャンオクさんのお話です。
「このようにすばらしい建物が私たち労働者の寮です。仕事を終えて帰ってくると暖かい寝床とおいしい食べ物が私たちを待っています。また、図書室と美容院、治療室などすべてのサービス施設が門を開いています。国の配慮で何不自由なく生活している私たちです」
「その通りです。家を離れている私たちですが、いつも母の愛情に包まれているようです。労働者への国の配慮は母の愛情そのままです」
その通りです。熱い愛情が待っている労働者の寮です。
