兵士たちの優しい父となって

百戦百勝を馳せる朝鮮人民軍は政治・思想、軍事技術の面で申し分なく、血の通った肉親のように団結しています。これは兵士たちを単なる軍職の関係でなく、わが子のように思い、暖かく顧みた偉大な金日成主席の指導によるものです。

1930年代初めの抗日武装闘争の時、金日成主席は遊撃隊員たちを熱く思いやり、あらゆる苦難を乗り切るよう導きました。強固な後方もなく、完全武装した日帝と戦わなければならなかった朝鮮人民革命軍にとって、一番困難だったのは食糧難でした。

こうした中でも金日成主席は常に隊員たちのことをまず思い、一合のはったいこ*1もその隊員たちに分け与えました。そして、夜も眠れず、かがり火の傍で行軍で疲れ果てた隊員たちの履物や軍服を乾かしてやりました。

優しい父のようなその思いは尽きない力の源となり、遊撃隊員たちは主席の周りに固く結集して、国の解放の歴史的偉業を達成しました。主席は革命的な正規軍である朝鮮人民軍を創建した後も兵士たちの生活に常に深い関心を向けました。

苛烈きわまる祖国解放戦争の時、山で戦う兵士たちに温かいご飯とスープを食べさせる対策を講じ、最前線の保養所まで設けるようにしました。また装備を一つつくっても肉体的に兵士たちに負担をかけてはならないとして、軽量化することに格別気を使いました。

このように金日成主席と兵士たちは、命令と服従の関係を超えて、愛情と信義、父と子の血縁の関係で結ばれていました。

（フィーチャー）

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2022.04.23の記事
 
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*1 はったい粉（はったいこ、糗粉、麨粉）は、オオムギやハダカムギを炒った上で挽いた粉。麦焦がし（むぎこがし）、煎り麦（いりむぎ）、香煎（こうせん）、おちらし粉とも呼ばれる。大豆から作られる「きな粉」と混同されやすいが、色は灰褐色である。夏の季語。焙煎してあることにより、消化しやすく、素材の甘みがあり香ばしさがある。保存性がありながら、いつでも食べられる簡便食、携行食として重宝されている。徳川家康の好物であったとされる。昭和40年代（地方によっては50年代）まで、子供のおやつとして人気があった。食べ方としては砂糖を混ぜた上で、白湯か麦茶で練り上げる方法が一般的であった。 チベットでは類似のものをツァンパと呼び、バター茶で練り上げたものを主食としている。（Wikipedia）
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