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朝鮮民主主義人民共和国が創建された9月の青空に、赤い星輝く共和国の旗が高くなびいています。朝鮮の尊厳を世界に轟かしながらなびく共和国の旗、その創作には偉大な金日成主席の正しい指導が秘められています。
チュチェ36（1947）年11月のある日、金日成主席はある美術家にこれから創建される国家の国旗と国章をデザインする課題を与えました。主席は、国旗と国章は朝鮮の精神が脈打つ新しいものにならなければならない、国旗には国の解放のために抗日武装闘争を繰り広げた朝鮮の革命家たちの崇高な愛国の精神が込められなければならない、と言いました。そして、朝鮮労働党の周りに一丸となって闘う人民の愛国的で革命的な熱意と必勝不敗の威力がそのまま表れるようにすべきだとして、その方途を具体的に示しました。
主席の教えどおり、創作家たちは国旗の創作に情熱の限りを尽くしました。そして、翌年の2月初め、国旗のデザインを主席に見せました。しばらくの間、デザインに見入っていた主席は、国旗の色を赤と白、青にしたので見た目にも良い、ところが、色の比率が合っていない、国旗の中央は赤色を基本にし、上と下の方は白色と青色でコントラストをなすのが良いだろう、と言いました。
関係者たちは、国旗のデザインだけでなく、国旗に盛るべき思想とその表し方にいたるまで細やかに教える主席を仰ぎ、深い感動に包まれました。主席は幾枚の国旗のデザインを出して、もっと意見を交わしてみようと言いました。それは主席が直接描いたものでした。主席は、国旗の長さと幅の比例も程よく合わせ、白い円の位置も旗竿の方に偏らせるのが良いだろう、円の中にはいつも勝利し、前進する朝鮮人民の勇敢さと英雄精神を象徴する赤い星を描くのが良いだろう、と言いました。
主席の細やかな指導により、共和国の旗のデザインが見事に完成しました。
金日成主席を共和国の永遠の主席に高く戴き、敬愛する金正恩元帥の導きについて力強く進む朝鮮人民の行く手には勝利と栄光だけがあるでしょう。
