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*伝統の遊びの凧揚げ [#z9f36f4f]
凧揚げは昔から朝鮮の子供たちに好まれてきた伝統の遊びの一つです。主に風が強い時に凧を空高く揚げて色々な芸を見せたり、凧合戦も行うものです。

朝鮮で凧揚げは長い歴史を持っています。歴史書の「三国史記」には戦場で凧を使って敵を退けたという内容が記されており、同じく「コリョ史」にも凧についての記録が載っています。このような史実を通して凧揚げが早い時期から広く行われてきた民間伝承の遊びであるだけでなく、軍事的目的にもよく利用されてきたことが分かります。

凧は種類が多く、その遊び方と芸も様々です。昔から伝えられる凧の一般的な形はやや細長い四角またはエイの形です。風が強い海辺の村では凧を大門程度の大きさで作ったり、風が比較的に弱い内陸部ではそれより小さく作ったりしました。凧には2－3本の尻尾がついています。

子供たちの凧揚げ比べには誰がもっと高く揚げるかを競う遊びと腕前を振るう遊び、凧合戦などがあります。その中で、もっとも盛んに行われてきたのは誰がもっと高く揚げるかを競う遊びでした。凧合戦は凧糸を誰が先に切るかを競う遊びで、凧糸の強さが勝負の決め手となります。腕前を振るう遊びは凧糸を引っ張ったり、緩めたりして凧を急上昇または急降下させる遊びです。

凧揚げは冬によく行われますが、特に正月は凧揚げの日とも言えるほど賑やかです。このように凧揚げは子供たちの知的発展と身体鍛錬によい遊びです。

今も凧揚げは子供の間で広く奨励されています。

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RIGHT:'''2017年の記事'''
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