#author("2017-03-29T14:42:37+09:00","default:pop hok","pop hok")
*人生の暖かい日差し [#zb539051]
ピョンヤンの美しいテドン川の辺に、科学技術の学府、''キムチェク工業総合大学''があります。大学には、人々に尊敬され、愛される多くの教育者、科学者がいます。金属工学部の''キム・ビョンヒ''さんもその一人です。

幼い時から聡明で、向学心に燃えたキムさんは、大きな抱負を抱いていました。祖国解放戦争が勝利に終わると、除隊したキムさんは、国の計らいで当時のキムチェク工業大学に入学しました。

当時、戦後の廃墟から国の工業化への飛躍という大きな目標が示されていました。若い知識人として頑張らなきゃと思ったキムさんは、時間を惜しんで学びました。優等の成績で大学を卒業したキムさんは、チュチェ52(1963)年4月、大学の教員になりました。教授のことでも手一杯でしたが、多くの研究課題を抱えて腐心しました。実に、忙しくも甲斐ある日々でした。

チュチェ81(1992)年、キムさんは、耕地利用率を高めるのに切実な''フライアッシュ燐酸肥料''生産の研究を進んで引き受けました。国のために何とかしたいという科学者の良心によるものでした。実験を繰り返し、努力の甲斐あって、短期間に研究に成功しました。

チュチェ82(1993)年、偉大な金日成主席はそのことを知って、大変喜び、何度も評価しました。偉大な金正日総書記はチュチェ97(2008)年1月と4月、キムさんが研究した新製品を見て、この度、科学者たちが大きな事を解決したと重ねて評価しました。主席と総書記の深い信頼と恩情は、キムさんを力づけました。

国内の原料と資材、技術で合金精錬の新方法を研究して、総書記の感謝に与りました。その他にも、発明及び新技術導入、創意考案は数十件に達し、生産で功を奏しています。また、「純金属生産工学」、「電解精製」、「結晶化精製」など数十編の教科書と参考書を執筆しました。

こうして、''人民科学者の称号''を受け、教授、博士号も受けました。そして、''主席のネーム入りの時計''の表彰と共に高い国家叙勲に授かりました。また、朝鮮知識人大会、全国教育者大会、全国戦争参加者大会など国レベルの大会に参加しました。敬愛する金正恩元帥は、チュチェ103(2014)年10月、80歳の誕生日を迎えるキムさんに贈り物を贈りました。

キムさんは話しています。
>「暖かい日差しなしに自然界で豊かな実りを期待できるでしょうか。人生も同じだと思います。不世出の偉人たちの慈愛深い懐があって、私は人生の黄昏にも萎れることも衰えることもなく、人生を思いっきり楽しんでいるものだと思っています」

人みなが暖かい日差しの下、甲斐ある人生を送るのが、正に社会主義朝鮮です。キムさんは今も、青春の熱情と気迫で科学研究に打ち込んでいます。
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RIGHT:'''2014年の記事'''
LEFT:[[金策工業総合大学]]
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