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共和国で「ウンハス*1」ブランドの化粧品は女性にとても人気です。質の良さと多様性で定評のある商品となっています。香りがよく皮膚に優しいばかりか、いろいろと薬理作用もある「ウンハス」化粧品、好評を博す製品を作る人たちの誇りも募るばかりです。
最近も工場では、石鹸や練り歯磨き、ローション、クリームなどの生産だけでなく、機能性化粧品の開発でも成果を収めました。その新製品が第9回ピョンヤン秋の国際見本市で人気を博しました。見本市に出品した他の国の人たちもピョンヤン化粧品工場の製品が良質で包装も申し分ないと言っていました。
「ウンハス」化粧品が人気を集めるのは、工場の労働者の倦むことのない努力によるものです。工場に入ると大きな掲示板が目を引きます。そこには模範労働者の名前と写真が載っています。そして英知を集めて良質の歯磨きの香料を開発したことや化粧品の新材料の開発に成功したことなどが紹介されています。
工場で集団的な技術革新が盛んに行われていることがすぐわかります。生産現場ではそれをじかに見ることができます。石鹸職場では設備の効率を高めて生産を著しく増やし、化粧品職場ではこれまで他の国に頼っていた原材料をハンドクス・ピョンヤン軽工業大学の研究員と協力して国内の原料でまかなっています。
歯磨き職場の古参の技能工たちは、学位の論文まで著しました。このように工場では科学技術と生産を密着させ、成果を挙げています。でも、成果におごることなく、工場の未来は技術革新、クリエーティブな精神にあるという立場でさらに奮闘しています。
では工場で技術革新に力を入れて驚くべき成果を収めるようになったきっかけは何でしょう。職長のキム・ヨンヒさんのお話です。
「2003年8月5日、その日は外に出るのも憚れる猛暑の日でした。そんな熱い日に、偉大な金正日総書記が工場を訪れるとは誰も思っていませんでした。総書記は歯磨き、石鹸、化粧品生産の各工程を見て、原材料はどう保障し、住民への供給はどうやり、製品の輸送はどうやっているか詳しく聞きました。そして、ピョンヤン化粧品工場は名実ともに人民に愛される工場、人民に仕える工場になるべきだと教えました」
人民に愛される工場、人民に仕える工場。それが金正日総書記の遺訓で、敬愛する金正恩元帥の意図なのです。またといない偉人たちの気高い人民愛を具現しようとの精神があって、工場の労働者は創意工夫の名人、革新的な人になりました。
人民のため知恵と情熱の限りを尽くすピョンヤン化粧品工場の従業員のような勤勉な人たちがいて人民の幸せな笑い声はいっそう高まっています。
