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先日、取材先のピョンヤンのムンス*1地区にあるリュギョン眼科総合病院*2を訪れました。人の目をかたどった外来病棟の全面と視力表をつけた入院室病棟の外壁だけを見ても、眼科専門病院であることが一目で分かります。
ペク・ウォンミョン副院長にお話を伺いました。
「この病院には敬愛する最高指導者金正恩元帥の気高い人民愛が込められています。2016年5月、建設最中の病院を訪れた元帥は、世界的レベルの眼科病院を建てて、人民に与えるのは私の願いである、必ずやりたかったことだ、と言いました。そして、病院が完工したその年の10月、又もや病院を訪れて、眼科治療の懸案について詳しく見聞きし、必要な対策もとりました」
副院長に案内されてホールに入りました。先ず、診断検査科を見ました。オプタルミック、ビジュアル・フィールド・アナリージェ、アンテロ・シグメント、レンズメータを始め、先端医療機器が完備した各種検査室では、眼圧と視野の検査と角膜屈折検査、眼球超音波検査と眼底検査を行なっていました。
次いで他の治療室も見ました。外傷整形科、網膜科、視機能矯正科、緑内障科、小児眼科、白内障科から成る治療室では一般視力表、電子視力表、総合視力検査機、スリット顕微鏡などで白内障や緑内障などの眼科疾病を治療し、視機能の矯正も行なっていました。
病院には手術室が4つもありました。次いで、入院病棟へ足を運びました。ここもやはり、立派なつくりでした。眼科専門病院としての特性を生かした入院室には患者の生活に必要な家具調度品が揃っていました。オープンして何年しかありませんが、多くの人が来院して治療を受け、病気が直ったとのことです。
その中には不慮のことで失明し、この病院で治療を受けて光明を取り戻したキム・ウンシムさんもいます。キムさんの担当医だったハン・ヨンシンさんに言わせますと、入院当時の患者は両眼は完全失明で、重態にあったと言います。しかし、病院の治療チームは先端医学科学技術と現代的な眼科医療設備、患者への真心があれば完治できると思って治療に当たり、患者に光明を与えたといいます。
キム・ウンシムさんのお話です。
「熱い真心が私を見守り、顧みていることを私は勿論、親たちも知りつくせませんでした。一点の光も差し込まないので心を痛めましたが、社会主義保健医療制度があるということで失望はしませんでした。熱い真心と愛情があって、今日はこのように息子をこの目で見ることが出来ました」
キムさんの心の声を聞いて、今度は建物の屋上へ向かいました。病院には入院患者が気軽に散歩できるように設けられた、環境に優しく省エネ型の庭園があります。病院の全てが気に入る、まさに誇るべき人民の病院です。病院を見て、このように素晴らしい病院を人民に与えようと心血を注いだ金正恩元帥への感謝の念で胸が一杯になりました。
リュギョン眼科総合病院には専門のメガネショップも設けられています。ショップには視力検査室と矯正室、そして視力に相応しくガラスなどを加工して来客が選んだ縁にはめ込む加工室もあります。
リュギョン・メガネショップの支配人ハン・フンさんは、ショップの照明や設計、陳列にいたるまで全てが金正恩元帥の細心の導きによってこのように立派につくられたと言い、こう続けました。
「2016年10月、金正恩元帥はここリュギョン・メガネショップにも寄りました。陳列ケースを見た元帥はメガネは必ず視力を科学的に測定したのに基づいてかけなければならないと教えました」
リュギョン眼科総合病院は人民が無病長寿して、最上の文明を最高の水準で思う存分享受できるようにするため心血を注ぐ金正恩元帥の熱い人民愛の結晶だと思いました。それで病院の医療設備の1つ1つや治療を受けて喜ぶ人たちの姿がなおも胸の中に深く刻まれるようでした。
金正恩元帥の導きの下で幸せを満喫する人民の姿に、更に栄える社会主義朝鮮の明るい未来を垣間見る思いでした。
（今日の朝鮮）
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