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最近、朝鮮のハムギョン北道*1北部地域で水害によって多くの人たちが家を失い、路頭生活を余儀なくされるという大災害がありました。朝鮮の北部のトゥマン川*2沿岸で国の解放後の気象観測以来始めての突風が吹き、大雨が降ってトゥマン川が氾濫しました。そのためヘリョン市*3とムサン郡*4、ヨンサ郡*5、オンソン郡*6、キョンウォン郡*7、キョンフン郡*8とラソン市*9の一部の地域で深刻な被害がありました。
今までまとめられた調査資料によりますと死者、行方不明者を含む人命被害は数百人に達し、家を流失した人の数はおよそ6万8900人以上です。1万1600棟の住宅が全壊したのを始め、2万9800棟の住宅が被害を被り、900棟あまりの生産および公共施設が破壊され、損傷を受けました。道路と橋が寸断され、交通が遮断されました。 そして、100箇所あまりの鉄道区間に泥が積もり、路盤が流失して列車の運行も中止されました。
ムサン郡とヨンサ郡の変電所が浸水または泥に埋没され、電線が断絶されて電力の供給が中断されました。いくつもの中小型発電所の設備とダム、水路が破壊され、通信が途絶えました。2万7400ヘクタールの耕地が流失、または埋没され、150箇所の川の堤防とキョンフン郡、キョンウォン郡の貯水池のダムと放水路が破壊されました。
目下の緊急事態に対応して朝鮮労働党は200日間戦闘の主要攻略目標を北部の被害復旧へと切り替え、難局を打開する重大決断を下しました。これにしたがってリョミョン通り*10の建設を始め200日間戦闘の主要部門に展開されていた主力部隊が北部の被害復旧へと急派され、北部の被害復旧に総力を結集することについての重大措置が講じられました。
この措置はリョミョン通りの完工の喜びよりも被災地の住民の新居入りのニュースを数千倍も大事にする朝鮮労働党だけが下せる大勇断でした。それで、完工を目の前に控えたリョミョン通りの建設も中止し、ここに集中していた一切の建設チームと設備、資材を北部の被害復旧に向けることについての措置は労働党の党員と人民軍軍人、人民みなの心を強く打ちました。
北部の被災地の住民のために重大決断を下した党の決心と作戦に軍隊と人民のみなが心も一つに支持を寄せ、熱烈に応えました。昨年、一ヵ月という短い間にラソン市で災いを転じて福となす奇跡を生んだように今年も労働党が定めた時間に必ずハムギョン北道北部地域でそのような奇跡を生む一念に燃えています。
そのとおりです。
人民に滅私奉仕するのを存在方式に、革命的党風と見なす偉大な労働党があり、党の呼びかけならいかなる難関も乗り越えていく人民がいるので、この地では近い将来、災いを転じて福となす勝利が収められるでしょう。
