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偉大な金正日総書記は人民の幸福はすなわち自分の喜び、生き甲斐だとし、人民のために生涯を尽くしました。
チュチェ98（2009）年10月、金正日総書記はニュータウンのマンスデ通り*1)を訪れました。住宅の部屋をつぶさに見ていた総書記は、家の中ではパジャマを着るのが普通だが、外から見えないよう不透明ガラスをはめるのがよいだろう、そうすれば窓にカーテンを引かなくても済むと言いました。
本当に細やかな思いやりでした。
台所に入った総書記は食器棚を開けて中を詳しく見ました。そして、同行した人たちに湿気が充分抜けるよう穴を開けた方がいいと教えました。人民のためマンスデ地区にモダンなニュータウンを建てるようにし、直々現地に赴いて見落としがちな些細な欠点まで指摘する総書記の細やかな配慮に随員たちは胸が熱くなりました。
金正日総書記は人民のためのニュータウンが建てられるたびに現地を訪れ、人民になんの不便もないよう細やかに気を配り、人民のためのことでは満足があり得ないと言いました。
久しい前、ピョンヤンのムンス通り*2の予想案が完成された時のことです。予想案を見た総書記は、住宅ブロックや道路、サービス施設の配置について詳しく聞いた後、ムンス通りに他に何が必要だろうかと聞きました。それで、みなが予想案に目を凝らしました。いくら調べても、不充分なところが見つかりませんでした。
周りの一人が充分だと答えると、総書記は、勿論、今の予想案でも人民に立派な生活条件を保障出来る、だが、それで満足してはならないと言いました。しばらくの間、予想案に見入っていた総書記は、いくつかのブロックに公園を造るのがよさそうだ、そこにスポーツ施設や乗り物などを設置し、テドン川*3の辺にプールも作って上げよう言いました。
このように、人民のためのすべてのことに些細な欠点もあってはならず、完璧にすべきだというのが金正日総書記のモットーでした。
