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コリョ医学は朝鮮人民が長い歴史を通じて創造し、発展させてきた伝統医学です。医療従事者は民族の自慢であるコリョ医学を継承し、発展させることをこの上ない誇りと思っています。その中にはピョンヤン市*1テドンガン区域*2のルンラ総合診療所のキム・ミファさんもいます。
キムさんが伝統の治療法である針灸療法に関心を持ち、研究を始めたのは30数年前でした。有能な医者たちが針灸1つで、重態の患者を救い出すのを見たキムさんは、コリョ医になることを決心しました。「東医宝鑑」、「医方類聚」のような伝統医書や参考書を掘り下げて研究し、数多くのつぼを1つ1つ探すなど、針灸学に深入りしました。倦むことを知らない思索と探究の中、キムさんはいくつもの疾病を充分治せる高い医術を身につけました。
キムさんはこれに慢心せず、脊椎変形性疾病を針灸術で治すことを決心し、研究に打ち込みました。10年余りの臨床過程を経て、ついに合理的な治療法を確立しました。真心が添えられたキムさんの高い針灸術によって、脊椎変形性疾病に苦しむ多くの患者が生活の喜びと幸せを取り戻しました。キムさんが研究した脊椎変形性疾病に関する針灸術は数ある医学科学討論会で高く評価されて医学誌にも発表され、民族の伝統的な無形文化遺産の1つに登録されました。
キム・ミファさんのお話です。
「治療で満足というのはありえません。私はこれからも脊椎変形性疾病に関するコリョ治療法を引き続き研究し、人民の健康増進に大いに活用するつもりです」
キムさんは今も社会主義保健医療制度の恩恵が人々に等しく行き届くようにするため頑張っています。
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