リョンアク山の銀杏の木のバックアップ(No.1)

龍岳山の銀杏の木

リョンアク山の銀杏の木はピョンヤンにあるリョンアク山*1に育っています。リョンアク山は、昔から絶勝として知られています。

リョンアク山の銀杏の木はリョンアク山の歴史遺跡の一つであるポブウン庵の傍らに育っています。500年余りの樹齢を刻むユニークな形の木です。3本の木が互いに根を下ろして、長い間、育ちながらひとつに合わさって一本の木のようになりました。

木の高さは28メートル、根元の周りは3.7メートル、樹冠の直径は16.5メートルほどです。銀杏の木は根元から三つの幹に分かれていますが、これが高さ2.5メートルのところで多くの枝を伸ばしてほうきのような樹冠を成しています。

この銀杏の木には昔からの伝説があります。ある日、三人の友人がポブウン庵を訪ねてきて義兄弟の契りを結びました。そして3本の銀杏の木を一箇所に植えましたが、それが合わさって今のような形を成したとのことです。

リョンアク山の銀杏の木は学術的意義が大きく、山の風致を引き立てているので天然記念物に指定されて保護管理されています。

2014年の記事