#author("2019-01-27T11:01:15+09:00","default:pop hok","pop hok")
*演福寺の鐘 [#he82bc53]
朝鮮の5つの大きな鐘の中の1つである''ヨンボク寺の鐘''((演福寺鐘（연복사종）))は、1346年に創られたものです。ケソン市((開城市（개성시）))の昔の城門であるナムデ門((南大門（남대문）))に掛けられています。

もともとこの鐘は、ヨンボク寺((演福寺（연복사）))に掛けられていましたが、1563年、ヨンボク寺が火事になり、ナムデ門に移されました。鐘の口の直径は1.9メートル、高さは3.12メートル、厚さは0.23メートルで重さは約14トンにもなります。

ヨンボク寺の鐘は当代の他の鐘とは形と文様の内容、配置で異なります。鐘の胴体は、腰に幾筋もの太い線を引いて上下の2つの部分に分け、そこに仏像と仏経、いろいろな文様と鐘の名を刻みいれました。

鐘の口の縁を律動的な屈曲で処理し、その縁に沿って波に乗って流れる姿の魚や竜など動物を刻んだのは独特な感じを与えます。鐘の吊るしの竜の装飾はとてもリアルで、まるで生きているようです。

ヨンボク寺の鐘は表面の装飾が優雅で荘重であるだけでなく、鐘の音また澄んで美しいことで、その余韻が40キロの遠くまで届いたと言います。

銅の合金で鋳造したヨンボク寺の鐘は、当時の金属鋳造術と金属工芸術の高さを今に伝えています。

（観光）

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RIGHT:'''2019年の記事'''
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//（観光 2019.01.26）
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