モラン峰に残した足跡のバックアップ(No.2)

牡丹峰に残した足跡

ピョンヤンの絶勝と呼ばれるモラン峰*1は夏は言うまでもなく、秋もその景色で異彩を放っています。モラン峰が人民の憩いの場として立派に整えられたことには次のような心温まる話が込められています。

偉大な金日成主席は国の解放後、多忙な中にも朝鮮人民の悠久な歴史と文化を見せるウルミル台*2、チェスン台、プビョク楼、チョンリュ亭を始め、古来の建築物があるモラン峰を人民の憩いの場にする大構想を示しました。

主席はチュチェ35（1946）年3月、抗日の女性英雄金正淑女史と幼い金正日総書記と共にモラン峰を巡りながらモラン峰をよく整えなければならない、モラン峰をピョンヤン市民の立派なレジャーランドにしようと言いました。そして、良種の木や花を沢山植えてモラン峰を風光に恵まれたところに造ることを教えました。

その後、モランボン劇場の敷地も見立て、その建設に必要なすべての条件を保障してやりました。こうしてモラン峰の古来の建築物が元通りに復元され、至る所に東屋が建てられました。また、美しい花の中のプロムナードがつくられ、劇場も建てられました。

金正日総書記は幼い頃からモラン峰によく登って生徒たちと一緒に木を植え、丹精込めて育てました。一本の木や一株の草も大事にした総書記の祖国愛が今、人民軍軍人と人民の心に深く刻まれています。毎年、春と秋ともなれば生徒たちはもちろん、各階層の勤労者がモラン峰にいろいろな木や花を植えています。

モラン峰は日増しに青くなり、四季を通して各種の鳥が飛んで来る名勝地になりました。正に、モラン峰の美しさは自然がもたらしたものではありません。それは、国の山河をもっと美しいものにしようとの金日成主席と金正日総書記の祖国愛がもたらした立派な実りなのです。

2015年の記事