朝鮮の声放送ニュース抜粋 2014
141221 ソニー・ピクチャーズサイバー攻撃
- 20日、朝鮮民主主義人民共和国外務省スポークスマンが朝鮮中央通信社のインタビューに答えました。
アメリカが自国の映画制作会社に対するサイバー攻撃の事で共和国に言い掛かりを付けている事を受けてのもので、スポークスマンは「19日、オバマとケリー等のアメリカの高位当局者がソニー・ピクチャーズ映画制作会社に対するサイバー攻撃を調査した結果、共和国が背後で操った事が証明されたとし対応措置なるものを取ると言った。ところが具体的な証拠は出せず敏感な情報資料なので公開出来ないとし、共和国とまったく関係の無い過去のサイバー攻撃を持ち出して『それに似ている』『反復性を帯びる』等と抽象的で推理的な主張だけを並べ立てている。アメリカがこうした幼稚な水準の調査結果なるもので矢鱈と共和国に犯罪嫌疑をかけようとするのは、共和国に対する敵対感情に凝り固まった下心をそのまま曝け出した事になる。アメリカ当局者はこの度のサイバー攻撃の為、共和国を中傷する映画のクリスマス上映計画が取り消されてアメリカ国内で物議が醸され非難の矛先が政府に向けられると、慌てふためいて共和国に非難の的を逸らそうとしているのだ。アメリカがとんでもない世論を流して共和国を中傷している事に対応して、共和国はこの度の事件に対する“アメリカ側との共同調査”を主張する。アメリカが共和国の共同調査の提案まで拒否して飽く迄共和国に言い掛かりを付けて対応措置なるものを云々する場合、実に重大な結果が招かれるという事を肝に銘じるべきだ」と述べました。
朝鮮の声放送ニュース抜粋（聞き書き）
141207 ソニー・ピクチャーズサイバー攻撃
- 朝鮮民主主義人民共和国国防委員会政策局スポークスマンは7日、朝鮮中央通信社のインタビューに答えました。
最近、南朝鮮傀儡集団はアメリカで起きた所謂ハッカーによる特大のサイバー攻撃事件を共和国と結びつけて、荒唐無稽な世論操作に躍起になっているのを受けてのもので、スポークスマンは「報道によれば、アメリカのソニー・ピクチャーズという映画製作普及社がコードの解釈しにくいサイバー攻撃を受けた。攻撃が余りにも致命的なものなので当社のシステム全般は完全麻痺し、関連業務が全般的に中止状態に陥り数億ドル台の損害を被る見込みだと言う。慌てふためいたアメリカがFBIとCIA・NSA等捜査機関挙げての緊急捜査を行う。酷く破壊された当社のシステム回復に臨む等と言って騒いでいる。我々は先頃から、アメリカ政府の朝鮮敵視政策に調子を合わせて共和国の最高尊厳を傷付け、テロを煽ぐ不純な映画を製作して上映しようとした映画製作普及社が、他ならぬソニー・ピクチャーズである事だけは、はっきり知っている。よって不法極まりない犯罪を働いた当事者がソニー・ピクチャーズであるだけに、応分の懲罰を受けて然るべきだというのが我々の変わりの無い立場だ。我々は既に、侵略の元凶で人権蹂躙の大元締めであるアメリカと追従勢力を、罪悪の墓の中に葬る為の正義の協調・反米協調に呼応する事を、世界にアピールした事がある。ソニー・ピクチャーズに対する今回のサイバー攻撃も、確かに我々のこのアピールに応えた共和国の支持者・同情者の正義の行動だと思う。ところが問題は、攻撃を受けて恥を知るべき当事者のアメリカが、自分が犯した罪に対して反省するどころか共和国をターゲットにして操作の方向付けをし、上司の機嫌を取る事に慣れている南朝鮮傀儡集団は、同じ民族との対決という凝り固まった悪癖を棄てずに、アメリカで起きた事件を無理やり共和国と結びつけ『北によるものだ』というデマを流している事だ。元々アメリカと南朝鮮傀儡集団は国内で何らかの悪い事が起きれば、根も葉もなく人に難癖を付けるのが癖となっている常習犯で前科者だ。南朝鮮傀儡集団は今のように無闇矢鱈とアメリカに屈従しては、世界的規模で行われる反米聖戦の渦中に巻き込まれて恐ろしい懲罰を免れられないという事を肝に銘じるべきだ。アメリカもはっきり知るべきだ。我々は、アメリカの汚らわしい映画製作普及社のソニー・ピクチャーズに打撃を加えている平和の守り手ばかりか、世界の至る所に数億数千万の支持者・同情者を持っている。彼らはこれからも、世界人民皆の敵であり侵略と戦争の元凶・人権蹂躙の大元締めであるアメリカを四分五裂させる為の色々な形の聖戦を、至る所で一層力強く繰り広げる事になるだろう。更なる被害を被る前に、他国の最高尊厳を冒涜し自主権を踏み躙りながら極悪なテロを煽ぐ『ザ・インタビュー』のような不純な映画を即時無くす緊急措置から、まず執るのが正しいだろう。不正行為を続けるほど、それを粉砕する為の正義の対応は更に高いレベルで行われるだろう」と述べています。
朝鮮の声放送ニュース抜粋（聞き書き）
141127 朝鮮4月26日アニメ撮影所
- 朝鮮労働党第一書記で朝鮮民主主義人民共和国国防委員会第一委員長朝鮮人民軍最高司令官の敬愛する金正恩元帥が『朝鮮4月26日アニメ撮影所』を現地指導しました。
朝鮮労働党の中央委員会の各幹部達が同行しました。金正恩元帥は沿革紹介室を見ました。元帥は「偉大な金日成主席の発案と指導によって1957年9月に設立された『朝鮮4月26日アニメ撮影所』は、偉大な金正日総書記の精力的な指導と細心の配慮の中、屈指のアニメ製作所に発展した。この撮影所で作ったアニメは子供だけでない各階層の人々の好評を博し、生活と闘争の親しい道連れになっており、共和国のアニメに対する世界的人気も絶えず高まっている。金日成主席と金正日総書記が話して聞かせた物語をアニメに作った物をはじめ数百篇のアニメを作り、世界的規模で注文及び合作アニメも作っている。」こう述べ、労働党と革命に対し担っている気高い使命を果たしている創作家と芸術家の功労を高く評価しました。
元帥は、第1創作団と第2創作団の原図創作室、背景創作室、合成録音室、台詞録音室、編集室、試写室等でアニメの創作がどの様に行われているか備に見聞きし、重要課題を示しました。そして「子供の年齢と心理上の特徴と朝鮮人民の思想と感情・情緒に合う、色々なテーマと形式の面白いアニメを作るべきだ。その為には創作家が生活を深く研究し人々が好んで見るアニメをもっと多く作る為に、真摯に探求し思索するべきだ。アニメ製作で、知識と道徳・体力教育の映画という格式張った形式に拘らず、テーマの領域を大胆に広げ多様な形象の手法を取り入れるべきだ。朝鮮民族第一主義・集団主義・階級的教育などに寄与し、科学的な判断と推理・論理的な思考に役立ち、美しく高尚な精神と道徳の品性を育てるアニメを創作するべきだ。青少年と学生・勤労者に朝鮮民族の古い歴史と輝く文化、優れた伝統が良く分かる様に時代物テーマのアニメを数多く作るべきだ」と述べました。また「この撮影上で以前に作ったアニメ『少年将軍』はとても人気あるものだった。今は50部で終わっているが、これから100部まで更に作れば子供をはじめ人々が大変喜ぶだろう」と述べました。
元帥は『朝鮮4月26日アニメ撮影所』の現代化・科学化・コンピュータ化・デジタル化を更に高いレベルで実現するべきだとし、その為の温情こもる措置も講じました。金正恩元帥は『朝鮮4月26日アニメ撮影所』に対する労働党の期待はとても大きいとし、創作家と芸術家の皆が革命的な創作気風を立て自信と勇気に満ちて奮起し、多くの名作を作って労働党の先軍指導に忠実に従う魁・旗手としての使命と本分を果たすものと確信しました。
朝鮮の声放送ニュース抜粋（聞き書き）
141118 日帝の野蛮行為 平安北道天摩郡
- 平壌の中央階級的教育館に、絶対許せない日本帝国主義の野蛮行為を見せる遺骸と遺物が新しく展示され、軍人と人民の強い怒りを呼んでいます。
最近、平安北道天摩郡の西古という所の桑田にて鉱石の探査過程に、長さ78メートル、高さ2メートル、幅1.8メートルの廃坑が発見され、その中で338体の遺骨と300点余りの遺物が出ました。周知の様に国の解放前、三井等の日本の財閥が当時義州郡古寧朔面と呼ばれていたここ天摩地区で、46箇所の金・銀鉱山を開発し朝鮮人民を残酷に搾取して、毎年1トン以上の金をはじめ多くの資源を略奪しました。日帝の敗戦が既成事実になるや、三井は品位ある鉱石が埋蔵されている天摩地区の数箇所の坑口を爆破して埋没したといいます。この度発掘された遺骸と遺物は、朝鮮人民の胸の中に歳月が幾ら経っても永遠に癒せない傷を残した日帝の罪多き過去を今に伝える物の一部に過ぎません。
朝鮮の声放送ニュース抜粋（聞き書き）
141117 北南共同アピール
- 北側檀君民族統一協議会と南側檀君民族平和統一協議会が17日“北南共同アピール”を発表しました。
アピールは「11月17日は日本帝国主義が『乙巳条約』所謂『第二次日韓協約』をでっち上げて、朝鮮民族の自主権と尊厳を無残に踏み躙った109年の日である。日本の過去の朝鮮占領の歴史は民族の皆殺しを狙った前代未聞の殺人と略奪の歴史であり、決して許せない犯罪の歴史である。しかし日本は今尚これに対する当然の謝罪と賠償はおろか、厚顔無恥な歴史歪曲と独島強奪策動等に狂奔している。これは朝鮮民族に対する罪の上塗りである。現実は朝鮮民族に、一つに固く団結して外部勢力の支配と干渉にピリオドを打ち、民族の尊厳と自主権を守り国の統一の民族的偉業を達成して行く事を切実に求めている。自主は民族の生きる道であり外部勢力への依存は亡国の道である。侵略的な外部勢力を排撃し朝鮮民族同士の立場を確固と顕示して行こう。外部勢力反対・自主化の炎を一層盛んに燃え上がらせて、日本の再侵略の野望と独島強奪策動を断固と粉砕しよう。70年近くも国の半分を不法に占領し、数々の殺人蛮行（？）を働いている南朝鮮占領米軍を追い出す為の戦いを引っ切り無しに繰り広げて行こう。民族皆が一致団結して、アメリカと好戦勢力の無謀な核戦争演習を断固と粉砕しよう。国の統一を望まない勢力に“漁夫の利”だけを与え、北と南の関係を真の和解と信頼の関係に変えるのに百害あって一理無しの“ビラ散布”と“人権騒ぎ”を断固と粉砕しよう。民族の団結は即ち平和であり統一である。誠に国と民族を愛し統一を望む檀君民族の一員であるなら、思想と理念、政権と○○○*1、制度と党派、○○○*1の差異を超えて、民族共通の利益・国の統一を第一にして皆が団結しよう。民族皆が朝鮮民族同士力を合わせて国の統一の道に横たわっている難関と試練を乗り越え、歴史的な“6月15日共同宣言”と“10月4日宣言”の履行の為に更に力強く闘って、自主統一と平和繁栄の新たな局面を必ず拓いて行こう」と述べました。
朝鮮の声放送ニュース抜粋（聞き書き）
141111 日本人遺骨問題
- 中国のホームページ“○○*1・コリアン・ニュース”に『墓碑の無い墓・日本人遺骨問題を探る』という文が載りました。
文は「2014年5月の朝日政府間会談で日本人遺骨問題が言及された。日本人遺骨問題は一言で言って日帝の侵略戦争の過程に生じたものである。朝鮮北部に日本人墓地が出来たのは、日本が戦争を起こしその戦争で負けた事で出来た軍人捕虜と軍属・民間人避難民が、敗北の慌しさの中で飢餓と伝染病の為死んだからだ。その数はおよそ3万3千8百人に達する。けれどもその墓に墓碑を建て守るべき主である日本は、3万を越す自国民の遺骨に対して今だ傍観して来た。朝鮮は終始一貫人道的原則と立場から日本人墓地を保護して来た。“墓碑の無い墓”、これは日本に見捨てられた無縁仏である。」と述べています。
朝鮮の声放送ニュース抜粋（聞き書き）
141031 特別調査委員会
- 伊原純一外務省アジア大洋州局長率いる日本政府代表団が10月30日空路帰国しました。
朝鮮民主主義人民共和国国防委員会安全担当参事兼国家安全防衛部副部長のソ・テハ特別調査委員会委員長は代表団の滞在期間、朝日政府間のストックホルム合意履行の為共和国領内の全ての日本人に関するこれまでの調査状況を概括して日本側に通報しました。また特別調査委員会の各分科別の責任者が日本側と実務面談を行いました。
朝鮮の声放送ニュース抜粋（聞き書き）
140928 国防委員会政策局談話
- 27日、朝鮮民主主義人民共和国国防委員会政策局スポークスマンが談話を出しました。
談話は「朴槿惠の口こそ北と南の関係を悪化させ不信と対決を煽る一番の災いである。先日、大洋を渡ってアメリカに行った機会に北の核放棄について“悪口”を叩いた事を通して、その気質が白日の下に曝け出された。朴槿惠は共和国が21世紀に入って核実験を行った唯一の犯罪国家で、共和国の核が朝鮮半島と極東アジアの平和に対する最も大きな脅威となり、共和国の核活動が核不拡散条約の全面否定だと言った。率直な事を言って、朴槿惠だけは口が幾つあっても共和国の核抑止力について“あーだこーだ”と難癖を着ける初歩の体面も資格もない取るに足らない存在だ。それは南朝鮮に上司アメリカの核爆弾を一番先に招き入れて朝鮮半島の核問題を引き起こした首班が朴槿惠の父の朴正煕で、父の独裁をそのまま譲り受けてアメリカの拡張核抑止戦略の実現に諸肌を脱ぎ、上司の核打撃手段を引き続き引き入れて共和国をターゲットにした核戦争演習に躍起になっている張本人も、他ならぬその娘の朴槿惠自身であるからだ。共和国の核抑止力の使命が、加増するアメリカの核脅威と恐喝を終わらせこの地を丸呑みにしようとする強盗そのもののアメリカを根こそぎにし、アメリカに追従して民族の恥と悲劇だけをもたらす朴槿惠の様な現代版売国奴を永遠に葬り去る所にある事を、朴槿惠ははっきり知るべきだ。同じ民族を中傷し対決を煽る為躍起になっている極東の対決分子である朴槿惠の正体は、国連で共和国の所謂人権問題を取沙汰して悪辣に振舞った事にそのまま表れた。アメリカ主導のあらゆる敵対勢力が言い触らしている北の人権問題なるものは、共和国の神聖な社会主義制度に対する露骨な否定、人間の真の生活の権利に対する我慢ならない冒涜だ。朴槿惠はこの度の国連総会で同じ民族との対決に躍起になったあまり、人の名簿から消されて久しい人間のクズ達を脱北民と庇うのも躊躇わず、ベルリンの壁の解体25年を持ち出して骨髄に徹した（達した）吸収統一の野望までそのまま曝け出した。朝鮮民族の歴史を汚した売国奴・民族の裏切り者は少なくないが、朴槿惠のように北と南・海外の朝鮮民族皆に拭い切れない大罪を犯した悪漢・凶悪な者は嘗て居なかった。北と南の関係が改善される為にも、民族の平和と安定が保障される為にも、朴槿惠の様な反民族集団を断固一掃しなければならないというのが共和国の軍人と人民が得た結論である。朴槿惠の様な反民族集団が墓の中に入る時が、まさに民族の前途が開かれる歴史的な時になるだろう」と指摘しています。
朝鮮の声放送ニュース抜粋（聞き書き）
140925 旧日本軍第59師団第54旅団
- 日本の或る戦争犯罪者が過去日帝侵略軍が働いた野蛮な殺戮行為について自白しました。自白では「自分は旧日本軍第59師団第54旅団に所属され、30人の新兵に刀で生きている人を刺し殺すように教えた。そして数人の民間人を殺害し『殺さないで』と哀願する10代の少年を直接殺した。また部隊で或る女性を強制的に性奴隷にし、その後食糧供給が困難になるとその女性を殺して食べた。当時日本軍内で民間人の殺害と女性に対する性暴行は日常のもので、日本軍が統制する地域では数多くの慰安所が設けられ、自分が所属した部隊の駐屯地でも慰安婦を見かける事が出来た」と述べました。
朝鮮の声放送ニュース抜粋（聞き書き）
140924
- 朝鮮総聯の朝鮮大学校教員ソ・ジョンイン（？）さんに朝鮮民主主義人民共和国博士号を授ける儀式が23日、平壌の人民文化宮殿でありました。朝鮮民主主義人民共和国国家学位学殖授与委員会委員長の金容進内閣副総理等関係者が列席しました。朝鮮民主主義人民共和国国家学位学殖授与委員会の決定が読み上げられ、主体的文芸思想と理論を指針として在日朝鮮児童文学の発展の過程と思想芸術の成果を全面的にまとめて体系付け、在日朝鮮文学の建設に大きく貢献したソ・ジョンイン（？）さんに文学博士の学位が授与されました。
- 23日、山村ちずえ団長率いる日朝友好女性代表団が空路平壌入りしました。
朝鮮の声放送ニュース抜粋（聞き書き）
140918 アジア・アフリカ法律協議機関第53回会議 リ・スヨン外相
- 15日、アジア・アフリカ法律協議機関第53回会議で朝鮮民主主義人民共和国のリ・スヨン外相が発言しました。リ外相は「アジア・アフリカ法律協議機関が国際法律舞台で加盟国の利益を代弁し、公正な国際法秩序を立てる上に大いに寄与している」とし、会議の主要議題に上程された一部の問題に対する共和国政府の原則的立場を示しました。そして「個別の国家が国内法を発動して、自国と社会制度を異にする選択的な国家に制裁と封鎖を実施するのは、自主権の尊重と内政不干渉、平等と互恵、国家の社会制度選択の自由を保障する事を規定した国際法の一般原則に対する乱暴な違反だ。今共和国を始め機関の多くの加盟国がアメリカの一方的な制裁と封鎖によって、国の安全と経済文化等の発展、人民生活向上の為の活動で莫大な損害を受けている。朝鮮民主主義人民共和国は国連安保理の決議が自分と思想と制度を異にする国家を相手に取られる、ある国家の法を他国に適用する法的措置の基礎に登用されてはならないと主張する。またあらゆる形の暴力とテロ、それに対する如何なる支援にも断固反対する立場を一貫して堅持している。共和国は国際社会が暴力とテロに反対する国際法的メカニズムを創る事を全面的に支持し、この為の効果的な措置を取る事に積極的に協力するだろう。共和国政府は、国際法を無視し自分の利益だけを絶対視して他国と他国人民の安全と平和を害する如何なる企図も断固排撃し、この地の正義と平和の為に全てを尽くすだろう」と述べています。
朝鮮の声放送ニュース抜粋（聞き書き）
140911
- 10日、朝鮮民主主義人民共和国最高人民会議常任委員会金永南委員長が、平壌の万寿台議事堂で福山正喜社長率いる共同通信社代表団に会い懇談しました。
- 福山正喜社長率いる共同通信社代表団が金日成主席生誕の地万景台を訪れました。一行は又主体思想塔と美術アトリエセンター『万寿台創作社』を見ています。
朝鮮の声放送ニュース抜粋（聞き書き）
140910
- 朝鮮民主主義人民共和国創建66周年に際して訪朝した日朝友好山梨県訪朝団は、敬愛する金正恩元帥に花篭を捧げました。
- 9日、山梨テレビ株式会社社長の金丸康信代表が関係者に花篭を手渡しました。
- 敬愛する金正恩元帥に朝鮮総聯の組織と団体から、朝鮮民主主義人民共和国創建66周年の祝電が寄せられました。祝電を寄せたのは在日本朝鮮商工連合会常任理事会、在日本朝鮮青年同盟中央常任委員会、在日本朝鮮民主女性同盟中央常任委員会等、総聯の中央団体と傘下の組織、朝鮮新報社、金剛山歌劇団、在日朝鮮合弁経済交流境界等の事業体、そして総聯の各地方本部、朝鮮大学校と各級在日朝鮮学校です。祝電は「朝鮮民主主義人民共和国創建66周年に際して、真の人民の国を建て自主・自立・自衛の社会主義強国の万年の礎をもたらした偉大な金日成主席と金正日総書記に最も崇高な敬意を表し、自主の旗・先軍の旗で白頭山大国の威容を世界に轟かす敬愛する金正恩元帥に最大の栄光と心からの祝賀を贈る」と述べています。
- 山梨テレビ株式会社の金丸康信社長率いる日朝友好山梨県訪朝団は、偉大な金日成主席の生誕の地万景台を訪れました。一行は紋繍遊泳場と綾羅イルカ館、板門店等も見ています。
朝鮮の声放送ニュース抜粋（聞き書き）
140909
- 朝鮮民主主義人民共和国創建66周年に際して9日、敬愛する金正恩元帥に在日本朝鮮人総聯合会中央常任委員会から祝賀文が送られました。
祝賀文は「偉大な金日成主席が創建し偉大な金正日総書記が強化発展させた共和国は、真の人民の国、自主的な社会主義国家であり、先軍で勝利し威容を馳せている必勝不敗の白頭山の強国である。世界の人皆が仰ぐ白頭山の不世出の偉人達の不滅の業績で光り輝く祖国があって、在日朝鮮人は異国に居ながらも民族の尊厳を護り張合いのある生活を営み、世界海外同胞運動のモデルの栄誉を轟かす事が出来た。金正恩元帥の老練な先軍指導と崇高な人民愛、次の世代と未来を大事にする思想によって世界をあっと言わせる驚異的な出来事が起きている祖国の現実から、祖国繁栄の新時代、偉大な金正恩時代の揚々たる未来を確信を持って見通している。元帥の示す進路に沿って偉大な大元帥達の偉勲を徹底的に実行し、栄光輝く金正恩時代の総聯の新たな全盛期を必ず迎えるだろう。」こう述べ、金正恩元帥の健康を祈る言葉で結んでいます。
- 朝鮮民主主義人民共和国最高人民会議常任委員会金永南委員長は8日、平壌の万寿台議事堂で表敬訪問に来た山梨テレビ株式会社の金丸康信社長率いる日朝友好山梨県訪朝団に会い懇談しました。
- 8日、福山正喜社長率いる共同通信社代表団が空路平壌入りしました。
朝鮮の声放送ニュース抜粋（聞き書き）
140908
- 7日、朝鮮総聯中央常任委員会許宗萬議長率いる朝鮮民主主義人民共和国創建66周年祝賀在日本朝鮮人祝賀団が錦繍山太陽宮殿を訪れ偉大な金日成主席と金正日総書記に敬意を表しました。
- 金丸康信山梨テレビ株式会社社長率いる日朝友好山梨県代表団、フレイザー・キャメロン所長率いる欧州連合アジアセンター代表団と朝鮮総聯中央常任委員会パク・へチョル副局長率いる在日朝鮮人祖国訪問団等訪朝客と海外朝鮮人が、万寿台の丘の偉大な金日成主席と金正日総書記の銅像に献花し敬意を表しました。
朝鮮の声放送ニュース抜粋（聞き書き）
140705 特別調査委員会
朝日政府間合意により朝鮮民主主義人民共和国は2014年7月4日から特別調査委員会を立上げ、全ての日本人に関する包括的で全面的な調査を開始します。
特別調査委員会の権能は朝鮮民主主義人民共和国国防委員会から全ての機関を調査し、必要に応じて関係機関及び関係者を任意の時に調査に動員させる特別な権限を与えられます。
特別調査委員会は国家安全防衛部・人民保安部・人民武力部・人民政権機関など30人程の関係機関の人で構成し、中央に次の様な4つの分科と各道を中心に必要な市・郡に支部を置きます。
分科の構成は日本人遺骨分科・残留日本人及び日本人配偶者分科・拉致被害者分科・行方不明者分科にします。支部の構成は安全防衛部、人民政権機関等関係機関の関係者にします。特別調査委員会の主要メンバーは次の通りです。
- 委員長
- ソ・テハ朝鮮民主主義人民共和国国防委員会安全担当参事兼国家安全防衛部副部長
- 副委員長
- キム・ミョンチョル国家安全防衛部参事
- 副委員長
- パク・ヨンシク人民保安部局長
- 日本人遺骨分科の責任者
- キム・ヒョンチョル国土環境保護省局長
- 残留日本人及び日本人配偶者分科の責任者
- リ・ホリム朝鮮赤十字会中央委員会書記長
- 拉致被害者分科の責任者
- カン・ソンナム国家安全防衛部局長
- 行方不明者分科の責任者
- パク・ヨンシク人民保安部局長（特別調査委員会副委員長兼任）
- 各支部の責任者
- 各道・市・郡の安全防衛部の各副部長
特別調査委員会は中央の整然たる指揮システムで運営します。調査は特定の対象分野だけを優先視せず全ての分野で同時併行的に行い、関係者に対する面談及び証言の聴取、関係場所に対する現地踏査等の方法で行われます。
調査の客観性と透明性を保障する為必要な時点で日本側関係者を朝鮮に引き入れます。分科別の活動方向は次の通りです。
- 日本人遺骨分科
- 現在共和国領内に散在する日本人遺骨埋葬地に対する対策を講じ、現在掌握されている資料・証言等に基いて現地踏査とテスト発掘を行い、遺骨の処理問題を協議し対策する。
- 残留日本人及び日本人配偶者分科
- 人民保安機関と当該の人民機関が持っている住民登録台帳と関係者の申告及び証言の聴取を通して、現状況を確認し対策する。
- 拉致被害者分科
- 日本人政府が認めた拉致被害者について今一度調査し、対象別に入国等の具体的な経緯を確認する。
- 行方不明者分科
- 日本側が提起する資料も参考に入れ人民保安機関が持っている住民登録台帳に基いて、行方不明者の入国如何及び身元等を確認する。
朝鮮の声放送ニュース抜粋（聞き書き）
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