千里馬タイル工場

チョンリマタイル工場は、ピョンヤンを経巡って流れるテドン川*1の岸辺に位置したナンポ市*2チョンリマ区域*3にあります。この工場は各種タイルをはじめ高級建材を生産する総合的な建材生産工場です。

チョンリマタイル工場はチュチェ98（2009）年7月、操業しました。工場では、外壁と内壁、床用のタイルと大理石のタイルなどを生産しています。中には、煉瓦と石材、大型人造大理石と大型ガラス複合の質感を生かしたタイルもあります。

タイルの生産では、建築の美的効果だけでなく衛生文化面の要求を満たし、外部の作用から建物を保護する機能も充分果たせるようにしています。この工場で生産された多くのタイルはチャンジョン通り*4と人民劇場、ルンラ人民公園*5をはじめ各地の建設現場で大いに役立ちました。

工場では、タイル張りに使われる接着剤と埋め合わせ剤、防水剤をはじめ仕上げ建材も生産しています。この工場で生産される接着剤はタイルだけでなく人造大理石と微晶石、ガラス複合タイルのような大型高級建材の接着にも利用され、また、施工が簡単で、省力と時間短縮のメリットがあります。

仕上げ建材の生産工程は、原料の装入から製品の完成まですべてがオートメ化されています。工場では世界的な経済変動に影響されることなく生産を正常化できるよう国内の豊かな原料と燃料に依拠しています。

今、工場の人みなが、タイルを多色化、多様化し、朝鮮人民の好みに合い、さまざまな用途に使われる新製品の開発に励んでいます。ここの技術者は、水中タイルと歩道タイルなど新たなタイルの開発を終盤で進めています。これとともに、工場の全ての生産工程をオートメ化、現代化、多機能化し、コンピューターによる統合生産システムを確立してデジタル化を図っています。

世界と堂々と渡り合える建材製品の生産をモットーに、新製品の開発と生産で革新を起こしているチョンリマタイル工場の労働者によって、朝鮮の建築はさらに美しく飾られるでしょう。

2015年の記事
 
チョンリマ・タイル工場に印された指導の足跡、工場の名付け親、自分の力を信じて（千里馬タイル工場）、先ず労働者の労を労い、高い目標を掲げる、主体が確立した工場、愛国工場だと言って
 
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*1 大同川（大同江、대동강）
*2 南浦市（남포시）
*3 千里馬区域（천리마구역）
*4 倉田通り（창전거리）
*5 綾羅人民公園
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