スンジョンデの石碑のバックアップ(No.3)

スンジョンデの石碑

外部勢力の侵略を退ける朝鮮人民のたたかいの歴史を見せる遺跡の中にはスンジョンデと言う石碑もあります。スンジョンデとは戦いに勝ったところ、という意味です。石碑は共和国北端に位置したラソン市*1のチョサン*2と言うところにあります。

これは、16世紀、リ・スンシン将軍が侵略者を退けて国の北端を守った業績を後世に伝えるために1762年に建てられました。碑文には1587年、辺境の野蛮族が侵入した時、リ・スンシン将軍が少ない兵力で要所に待ち伏せして敵を退け、後世の人たちがここをスンジョンデと呼んだと言う内容が書かれています。

リ・スンシン将軍は世界最初の鉄甲船、亀甲船を造りました。1592年から1598年までの壬辰祖国戦争、日本でいう文禄・慶長の役ですが、この壬辰祖国戦争の時、リ・スンシン将軍は、艦隊を指揮して敵船を撃破し、愛国名将として名を馳せました。

石碑は外来侵略者を退けて国を守った祖先の燃える愛国心とたたかいの精神を今に伝えています。

2014年の記事