#author("2017-03-14T22:09:04+09:00","default:pop hok","pop hok")
*キムさん一家が歌う「同志愛の歌」 [#j276f75d]
ピョンヤン市((平壌市（평양시）))チュン区域((中区域（중구역）))のソチャンという町((西蒼洞（서창동）))に住む''キム・ドンスク''さん一家はヒャンサン郡((香山郡（향산군）))と深い縁を結んでいます。親戚がいるからではありません。キムさん一家に注がれた偉人の恩情を伝える石碑がここヒャンサンにあるからです。キムさん一家は毎年のようにこの石碑を訪ねています。そして、近くの工場と農場を訪ねては、自分たちの歌でそこの人たちを励ましています。

キム・ドンスクさんのお話です。
>「うちの家族は『''同志愛の歌''』をよく歌います。この歌を歌いますと、我が家の幸せだった日々のことが思い浮かぶんです」

キム・ドンスクさんには二人の息子と二人の娘がいます。4人とも大学を出て立派に成長しました。キムさんの亡き夫は人民保安機関に勤めていました。キムさんは、1980年代の始めに「同志愛の歌」が出たとき、夫と共によくこの歌を歌った、と思い出を語っています。

チュチェ70（1981）年5月、キムさんはこの歌の持つ本当の意味を胸深く刻むようになりました。夫が勤務遂行中、倒れたとき、偉大な金正日総書記は即時、ピョンヤンの病院で手当を受けるようにしました。むなしく息を引き取ったとの知らせを聞いた総書記は、今すぐピョンヤンに行こうと言って、闇夜の豪雨をついて危険もものかは((原文ママ))小さな鉄橋を徒歩で渡りました。昼夜降り続ける雨のため他の橋を利用できなかったのです。

後日、キム・ドンスクさんと子達はヒャンサン郡にあるこの鉄橋を渡ってみましたが、日中にも足が震えたといいます。夫のため総書記がこんなに危険な橋を渡ったのだと思うと胸が熱くなり、涙がこみ上げてきたそうです。長女の''シム・ソンヒ''さん、長男の''シム・チョルホ''さんは言います。
>「私たちはそのとき、母と一緒に鉄橋を渡りながら、心の中で『同志愛の歌』を歌いました。千金をもっても買えない同志の愛情を注ぎ、雨の日も雪の日も最後まで革命の道を共に歩もうといった総書記の熱い同志愛の世界を改めて心に描いてみました」&br;
「この4月、私たち最高人民会議代議員を身近に呼び、記念写真も撮って、暖かく励ましてくれた敬愛する金正恩元帥に感激と興奮の中、まみえたとき、私は、金正日総書記の同志愛は代を継いで続いている、元帥こそこの世で一番たくさんの同志と戦友を持っている方だと確信しました」

またといない偉人の崇高な同志愛が宿るヒャンサン郡。それで、キムさん一家は総書記への思いを募らせながら毎年ここヒャンサン郡を訪ねているのです。

今年の6月にもキムさん一家はヒャンサン郡に向かいました。指導者に戦士の道理を尽くすこと、総書記の遺訓どおり、金正恩元帥の指導に忠実であろうとの思いが、一家皆の心にしっかりと刻まれています。

キムさん一家が歌う「同志愛の歌」には、指導者と人民が一つに固く結ばれた朝鮮の偉大な伝統を代々継いでいく朝鮮人民の固い意志が込められています。

RIGHT:'''2014年の記事'''
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