アニメ「かしこいタヌキ」（1）
かしこいタヌキ
（1）
スキー競争
選手たちにお知らせします
競争コースは険しい山を越え、10キロメートルの森を過ぎて、氷の崖につるされているふくべ*1を取って来ることです
※クマ、ネコ、タヌキの3匹の競争。タヌキ、少しずつ遅れる。クマとネコの競争の描写が続く。
「うちの選手はどこに行ったんだろう」
「あっちにいるんだよ」
「のろのろしているね」
「えい」
※クマとネコが抜きつ抜かれつする描写が続く。
競争の最期の区間である氷の崖です
誰が先にあの崖の上のふくべをとってくるでしょうか
今から正念場です
「おい、これは何だ」
※クマとネコ、崖を登ろうとするが落ちてしまう。
※遅れて来たタヌキが何か閃き、崖の前を通り過ぎて行く。
「あっちをごらん」
「クマちゃん、あっちをごらん」
「頭がおかしくなったわ」
「そうだね」
※ネコ、クマのマフラーを解いた糸とスキー板、ストックで弓矢のようなものを作る。
「おれのスカーフを…」
※その糸を使って上っていくネコ、クマも後に続く。
「あれあれ…」
「反則、反則だ」
「これはおれのものだもん」
※ストックの矢が外れて、ネコとクマは落ちてしまう。その間にタヌキは崖と反対側の斜面を登り続ける。
「うちの選手を見なかったの？」
「ついさっき見たようだが…」
※クマ、風船を膨らまして飛ぼうとするがネコに笑われる。
「うるさい」
「あ、いたい」
※思案に暮れるクマとネコ。
「あの、タヌキちゃんは見えないね」
「おい、どいて」
「おやっ」
「あれ？」
※タヌキ、滑り降りた勢いで崖を登るが、勢い余って失敗。
「あのようなことをどこかで見たのだが」
※タヌキ、再度挑戦、成功。
競争の結果を発表します
今日の競争では学んだ知識を見事に活用した
かしこいタヌキちゃんが断然1位になりました
（芸術）
2020.08.07 サイト動画の字幕抜き書き
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