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朝鮮民主主義人民共和国の栄えある歴史を今に伝える共和国の旗、この国旗にも社会主義朝鮮の始祖である偉大な金日成主席の業績が秘められています。
国の解放後、ある日、金日成主席は関係者たちが作った国旗のデザインを見ました。この日、主席は、国旗に赤と白、青の三色を取り入れたのが良い、赤は抗日の先達と朝鮮の愛国者が流した血と共和国の周りに固く結集した朝鮮人民の不抜の威力を象徴する、白は、朝鮮が同じ国土でひとつの血筋と言語、文化を持って潔白に暮らしてきた単一民族の国であることを象徴する、青は民主の新しい国づくりに奮闘する朝鮮人民の強い気概と世界の平和と進歩を目指す朝鮮人民の精神を象徴すると言いました。
そして国旗の中央部分は赤地にし、白と青が上下対称になるようにするのがよい、白と青の幅は今より細くしながらもよく表れるようにすべきだ、と一つ一つ詳しく教えました。関係者たちは国旗のデザインの基本的方向とそこに盛り込む思想の内容、その表現方法について詳しく教える主席の気高い意志を十分反映できなかった自責の念にかられました。
ついで主席は国旗の色の比例関係について何か考えたことはないかとやさしく聞きました。関係者たちは正しい案がなかったので、何も答えることができませんでした。心中を察した主席は、自ら作った数枚の国旗のデザインを広げて、これをもって意見を交わしては、といいました。
主席は国旗の縦横の比例をちょうどよく合わせて白い円の位置も今のように中央ではなく旗竿よりにするのが良い、円の中にはいつも勝利し、前進する朝鮮人民の勇敢な精神、英雄精神を象徴する赤い星を描くのがよさそうだと力を込めて言いました。共和国創建を宣布する歴史のその日、朝鮮人民は不世出の愛国者である偉大な金日成主席を仰ぎ、国旗を空高く翻しながら声を限りに万歳を叫びました。
このように共和国の旗には金日成主席の気高い意志が秘められています。
