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この前、テドンガン区域*1ルンラ小学校の校長を勤める労働英雄称号と人民教員の称号を受けたアン・オクポさんから「朝鮮の声」放送宛に一編の手記が届きました。
ではその手記をご紹介しましょう。
「普通、若いときは希望に生き、老いては思い出の中に生きると言われています。70代の年のせいでしょうか、よく過ぎし日々のことが思い起こされます。私の家の壁には偉大な金日成主席と共に撮った記念写真が掲げられています。朝起きたとき、夜眠るときいつも主席のやさしい姿を仰ぐと、目頭が熱くなる私です。
チュチェ67（1978）年10月、私はいつも会いたかった主席の臨席のもとに行われる全国教育者大会に参加しました。労働者の娘が教育者になり、国レベルの大会にまで参加したのです。その大会で私は主席の演説に接しました。
この日、金日成主席は共和国は民族の将来のため教育に優先的な力を入れている、教育を立派に行ってはじめて民族の繁栄を成し遂げることができる、と言いました。主席の演説の一句一句を書き留める私の胸は力と知恵を合わせて教育者の本分を全うしようとの誓いに燃えました。
その日の決心通りに教育に励んだだけですが、国では私を第9回全国教育者大会を始め複数の大会の代表に選び、大会で発言もするよう取り計らいました。そして主席と共に記念写真を撮る栄光の場にも立たせました。
チュチェ75（1986）年9月、私は訪朝したある国の元首を歓迎する沿道で、国中の教育者を代表して主席に芳しい花束を捧げました。花束を受け取った主席はありがとう、感謝するとし、立派な教育者になるよう私の将来を祝福しました。その時、私は主席の望む通りに教育に全身全霊を打ち込むと言いました。
その後、私は主席の前で誓った通りに学校教育に尽力し、学校はチュチェ86（1997）年、全国普通教育部門では一番先に3度めの栄誉の赤旗学校の称号を授かりました。国では私の教育の成果を高く評価して、労働英雄と人民教員の称号を授けました。
数年前、国の恩に報いようと一生を教壇に立った私に金正恩委員長からの70歳の誕生日祝いの贈り物が届きました。このように始まりはあっても終わりはない恩情の中、私は国中に知られた女性の教育者になりました。
それで私は今日も、教壇に立ち、清らかな瞳で私を見つめる生徒たちにこう話します。又1人の不世出の偉人である金正恩委員長を仰いで、父親のその愛情は永遠に続き、私たち皆の人生も輝いているのです」
（偉人伝）
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