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*このようにして始まった黄金の山の歴史 [#x9578afd]
''黄金の山''、と言いますと、朝鮮人民が心の中に先ず思い浮かべるところがあります。朝鮮の中部に位置したピョンアン南道((平安南道（평안남도）))ヤンドク郡((陽徳郡（양덕군）))のウンハ里((隠下里（은하리）))です。朝鮮で黄金の山の新しい歴史は偉大な金日成主席によって始まりました。

チュチェ36（1947）年秋のことです。ある日、金日成主席は山間部の農民の生活が気になって、辺鄙な山里であるヤンドク郡ウンハ里のクジ谷というところを訪ねました。険しい谷間が9つもありますが、その一番端っこにあるといって、クジ谷と呼ばれる村でした。

山の麓のある農家に立ち寄った主席は主人に土地はどれぐらい分け与えられ、学校はどこにあるか、農作はどうかなど、生活上のいろいろなことを詳しく見聞きしました。

当時、年寄りの主人は、金日成将軍をわが家にお迎えしたのは感極まることで、今日のことを手帳に書き入れて、後の世代に代々伝えるつもりだと言いました。年寄りの話を聞いた主席は、満面に明るい笑みをたたえて、それよりは山と言う山で黄金を取って欲しいと書いて子孫に譲り渡すようにと言いました。

山と言う山で黄金を取って欲しい！

このようにして始まった黄金の山の新しい歴史でした。

1950年代の苛烈極まる祖国解放戦争の時、アメリカの空爆で森林が燃えるのを見て、胸の張り裂ける思いで自ら山に木を植え、国中の山を緑生い茂る黄金の山に作る構想を温めた主席でした。

その後も主席は山間部の農民の生活を守り立てるためには、山をうまく利用するべきだとして、険しい山々に登って、谷間の茂みの中も覗いてみ、野生の果実はどんなものがあり、軽工業の原料となるものはないものかと調べて見ました。そして山間部での作物の栽培法も教えました。

このように人民のためを思う金日成主席の細やかな指導によって、谷ごと、羊や山羊が群れをなし、地場産業が勢い良く稼動し始めました。これら全ては金日成主席の導きによる黄金の山、宝の山のおかげでした。

黄金の山の誇らしい歴史は今に続いています。

（偉人伝）

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RIGHT:'''2018年の記事'''
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//（偉人伝 2018.05.11）
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