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1950年代の祖国解放戦争で、朝鮮の軍人と人民は比類のない勇敢さと犠牲精神を発揮して、偉大な勝利を収めました。その偉大な勝利の歴史には、兵士に対する限りない愛情と信頼で、戦争を勝利へと導いた偉大な金日成主席の不滅の業績が印されています。
チュチェ40（1951）年11月のある日、主席は、1ヶ月間に敵機を5機も撃ち落とした若い兵士のことについて聞きました。その英雄の偉勲に満足の意を表した主席は、1ヶ月間に敵機を5機も撃ち落したのは大したことだと言って、兵士の名前と年齢、故郷について聞きました。
兵士の両親と兄弟がケソンから遠くない敵地に住んでいることを知った主席は、敵軍が兵士の家族が自分の地域にいることを知るなら、そのままにして置かないだろう、と心配しました。そして、人民軍軍人は労働党と共和国を守るため、アメリカ侵略者を撃滅する戦闘で青春も命も惜しまなく捧げている、このような立派な兵士たちの家族を敵地から救出し、顧みるのは、指揮官たちの革命的信義だ、と切々と言いました。
しばらく考え込んでいた主席は、血を流して戦う兵士たちのためには惜しいものがない、一個連隊を敵地の兵士の故郷に派遣しよう、と言いました。こうして、一個連隊が敵軍の厳しい警戒の網を潜って、一人の兵士の家族を救出する歴史に類を見ない作戦が行われました。
どの戦争史にも、最高司令官が一兵士の家族を敵地から救出する作戦を練ったという話はありませんでした。これは、最も高潔な人徳を持つ主席ならではの救出作戦でした。このように、主席の肉親の愛情によって、人民軍兵士と人民は無敵の力を生み、勇猛を振るいました。
敵兵のトーチカを胸で塞ぎ、手りゅう弾を抱えて敵陣や戦車に飛び込みました。また、クンジャ里の労働者たちはより多くの銃弾と爆弾を戦場に送るため奮闘し、後方の女性たちは食糧の増産に励みました。厳しい戦争の時、人民軍軍人と人民が発揮した英雄的偉勲は、鋼鉄の総帥である主席の深い愛情によるものでした。
正に主席は、世界のどの偉人にも見られない最も熱烈で偉大な愛情を持つ人徳の最高の権化でした。
その偉大な愛情と信頼は不抜の力を生み、朝鮮人民は世界の「最強」を自称するアメリカの鼻柱をへし折り、祖国解放戦争で輝かしい勝利を収めました。
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