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「ふるさとを思う歌」は、偉大な金日成主席が抗日革命闘争の時に創った不朽の名作です。金日成主席と抗日の女性英雄金正淑女史は、抗日戦争の時、いつも「ふるさとを思う歌」を胸に秘めて、強盗日本帝国主義者を打ち倒し、ふるさとへ帰るその日を描き出しました。
チュチェ48（1959）年3月のある日のことです。この日、主席は星が輝く夜空を眺めながら、厳しかった抗日戦争の日々を振り返りました。このような日には、一番忘れがたい革命の同志であった金正淑女史への思いが深まるのでした。
雨あられと飛んでくる敵弾をわが身で塞ぎ、寒い日には司令官の濡れた服を体温で乾かした親衛戦士の姿を思い、主席は静かに「ふるさとを思う歌」を歌いました。そして、金正淑女史に初めて出会った忘れえぬその日を描きました。
主席は、チュチェ25（1936）年の春、女史に初めて会ったのです。中国東北地方の漫江というところの小川のほとりで主席は、女史に花の中の美しいふるさとマンギョンデ*1についての話をし、「ふるさとを思う歌」を歌いました。
この日、女史は、それまで誰にも話したことのない家庭のことを主席に話しました。主席は女史に、これから立派な女性の革命家になってほしい、国が解放されたらマンギョンでに必ず行ってみよう、と言いました。
その時から女史は、手帳に書き入れた「ふるさとを思う歌」を好んで歌い、またこの歌が女史の十八番となりました。抗日戦争の時、厳しい行軍の途上と宿営地の焚き火のそばで、いつも心からこの歌を歌い、解放なった国で人民に初めて会った時も女史はこの歌を歌いました。
金日成主席と金正淑女史が好んで歌った「ふるさとを思う歌」は、今も闘いと生活の主題歌として、朝鮮人民の心の中に響き渡っています。
（偉人伝）
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