#author("2018-05-10T20:09:20+09:00","default:pop hok","pop hok")
*千里馬の一大飛躍 [#xb168fe3]
朝鮮人民はアメリカの侵略を退ける1950年代の戦争に勝った後の苦しい時、100年経っても立ち直れないと言うアメリカの詭弁を破って、14年という短い間に社会主義工業化を成功裏に実現しました。

当時の劇的な出来事の中には偉大な金日成主席が労働者の中に入って、''チョンリマの一大飛躍''へと呼び起こした感動深い話もあります。

チョンリマ、千里の馬というのは伝説上の翼の生えた馬のことで、1日に千里を天かける馬、昔から速く走るという意味で使われました。そのチョンリマを駆る勢いで、社会主義建設の各部門で大飛躍を遂げるということです。

チュチェ45（1956）年12月、金日成主席が当時の''カンソン製鋼所''を訪れました。その翌年から第1次5ヵ年計画が始まり、初年度の課題を達成するには9万トンの鋼材が必要でした。問題の計画を達成するための分塊圧延機がこのカンソン製鋼所にありましたが、通常能力は6万トンでした。

こうした状況下で一部の人は8万トンも難しいことなのに、9万トンとは話にもならないと言いました。しかし主席は労働者たちを信頼し、その力を頼りにすれば、いくらでも困難を乗り越えられると見なしました。

主席は製鋼所の生産現場を見た後、協議会を開きました。協議会で主席は第1次5ヵ年計画を成功裏に達成するためには、何よりも先ず鋼鉄と鋼材が必要だ、そのためには労働者たちがチョンリマを駆る勢いで、他人が1歩歩けば、10歩を歩き、他人が10歩を走れば、100歩を走らなければならないと言いました。

そして破壊された経済をやっとのことで建て直した今、セクト分子は党に反対して頭をもたげ、日和見主義者は圧力を加えており、アメリカ帝国主義者とリ・スンマン傀儡集団は「北進」騒ぎを狂ったように起こしている、党はひたすら労働者階級を信じており、また頼るところもあなたたちしかない、労働党のこうした厳しい難局を乗り切るためには皆さんが気勢を上げ、発奮して生産に励み、建設も広く行って経済建設をもっと力強く前進させなければならないと言いました。

この日、主席は労働者の話を聞いて増産の予備はいくらでもあるとし、1万トンの鋼材を余分に生産して9万トンを生産できないかと聞きました。1人の若い労働者が立ち上がり、「どんなことがあっても1万トンの鋼材を余分に生産してみせます」と答えました。これは製鋼所の労働者みなの思いでした。

夜更けになって会議は終わりました。主席は製鋼所を後にしながら、1万トンの鋼材を余分に生産してくれれば国は一息つく、私はあなたたちを信じていると言いました。その後、主席が点じた飛躍の炎は国中に活火山のように広まりました。

カンソンの労働者たちは6万トンしか生産できないという分塊圧延機から12万トンの鋼材を生産し、当時の''キムチェク製鉄所''でも19万トン能力の高炉から27万トンの銑鉄を生産しました。そして''ファンヘ製鉄所''の労働者たちは3年かかるといった第1号高炉とコークス炉を1年間に建てました。

国中にチョンリマ羽ばたく一大飛躍の時代が到来し始めました。

（偉人伝）

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RIGHT:'''2018年の記事'''
LEFT:[[チョンリマ運動（千里馬運動）]]
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//（偉人伝 2018.05.09）
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