#author("2018-09-08T14:03:53+09:00","default:pop hok","pop hok")
*ある少女の手紙 [#h528d849]
''キムウォンギュン音楽総合大学''((金元均音楽総合大学（김원균음악종합대학）))付属のピョンヤン第1音楽学院の生徒''シン・ソンギョン''さんは多くの人たちと縁を結んでいます。その中には英雄称号を受けた人や参戦老兵、模範労働者、人民軍軍人、さらに模範的な少年団員や優等生の兄、姉など職業も年齢も様々な人たちがいます。シンさんはこの人たちと文通で結ばれています。

チュチェ102（2013）年8月、シンさんからの手紙と歌謡集を見た敬愛する金正恩元帥は直筆の返書を送りました。シンさんは愛情こもる返書を頂いた誇りと共に、みなが国と社会のためになることをもっとたくさんしようとの約束をしたくて手紙を書き始めました。

初の手紙の宛て先はカンウォン道((江原道（강원도）))の模範的な少年団員でした。手紙でシンさんは5点をたくさん取ることを競おうと提案しました。2度目の手紙は英雄称号を受けた年寄りの女性でした。シンさんは勉強に励んでその女性のように英雄になることを誓いました。こうして始まったシンさんの手紙は国中に送られました。

シンさんの手紙には金正恩元帥の臨席のもとに行われた朝鮮少年団創立66周年記念行事に参加した誇りや、「わが教室」という文学賞、これは優れた作品を発表した生徒向けの文学賞ですが、この賞を2度も受賞した誇り、自作の歌が出版物に載った自慢、優等生になった自慢などがしたためられました。

シンさんは誰もが国のためになることをひとつでも多くすれば、それだけ国が栄えることになるとの素朴な思いも自作の歌と共に書いて送りました。シンさんが書いた手紙や歌は人民軍の詰め所や生産で沸き立つ工場、企業、農場と漁村、建設現場に届き、多くの人を感動させました。

シンさんの手紙に励まされた金正淑ピョンヤン紡織工場のある労働者は、月間計画を5割増で達成しました。ある科学者は意義の大きい科学研究の成果を収め、ある病院では死に瀕していた患者を蘇らせました。

朝鮮の格言にひとつの水滴に宇宙が映るというのがあります。シンさんの手紙を受けた人たちは新しい世代の清らかな心と明るい姿を読み取り、この子たちに恥ずかしくない生き方をしなければ、と思いました。

たくさんの返信がシンさんに届きました。シンさんは返信で頼まれているように、音楽の勉強に励んで、ありがたい社会主義の国を歌う立派な音楽家になる誓いを固めました。

シンさんの文通が始まってからもう6年になりました。その間、シンさんが書いた手紙は600通以上になります。

シンさんは今も手紙を書き続けています。

自分の明るい将来と一層繁栄する国の未来を思い描きながら。

（今日の朝鮮）

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RIGHT:'''2018年の記事'''
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//（今日の朝鮮 2018.09.07）
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