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チュチェ107（2018）年2月4日の0時、ピョンヤンの街で新型のトロリーバスの試運転が始まりました。家々の窓の明かりも消え、静かだった街に響くのはトロリーバスの規則正しいエンジンの音だけでした。そのトロリーバスに敬愛する金正恩総書記が乗っていました。
数日前、ピョンヤン・トロリーバス工場を現地指導する際、新型のトロリーバスを見た総書記でした。けれど市民が利用するトロリーバスに不十分な点があってはならない、自分が乗ってみなければ安心できない、と言って、多忙な時間を割いたのでした。
ピョンヤン市旅客運輸総合企業所のキム・イルナム主任技師補佐のお話です。
「その日はとても寒い日でした。市民も眠りについたその夜、金正恩総書記は市民がトロリーバスを利用する際、少しの不便でもあってはと、椅子に腰掛けたり、立って手すりをつかんで見たりと、隅々にまで気を配りました。そして新型の製作に留まることなく、今後とも質の面で補強し、さらに磨き上げるべきだと言いました」
0時に始まった試運転、忘れられないその日のことを伝えながら、新型のトロリーバスはピョンヤンの街を走っています。
（今日の朝鮮）
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