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7月の大地に花々が満開になっています。
偉大な金日成主席の生涯の業績が宿るこの地のいずこにも、主席の永劫を祈るかのように花々が咲き乱れています。それは、主席への人民の限りない敬慕の念が咲かせた偉人称賛の花の海です。
チュチェ83（1994）年7月8日に生涯を閉じるまで、主席は国と人民の自由と解放のために、社会主義偉業の完成のために全てを尽くした不世出の愛国者、またといない政治家、人民の優しい父でした。
それで、人民軍軍人と勤労者、青少年、そして海外朝鮮人は主席に心からの敬意を表し、主席にまつわる数々のエピソードを胸熱く振り返っています。
ピョンアン南道*1ムンドク郡*2のリョンリム協同農場管理委員会の元主任技師キム・ボンジンさんはこう話しています。
「黄金の稲穂が波打つ田野を眺めて明るく微笑んだ主席の姿を農民たちは今も忘れずにいます。1973年秋のある日、農場を訪れた主席は、稲の実った田んぼを長いこと眺めて、かつては棒穴を開けて田植えをしていたこの農場が今は穀倉地帯に変わった、言いました。そして、米所のリョンリム里を人誰もが羨む社会主義の理想郷に造ろうと言って、夜遅くまで農場員と膝を交えて、リョンリム里の青写真について話しました」
主席が生涯を通して恩愛を施した人民の心の中に、主席は人民の父として永遠に生きています。
偉大な金日成主席の許で英雄称号受賞者に成長したカン・チュンシルさんのお話です。
「毎年7月ともなりますと、一生の恩師である金日成主席が懐かしくてなりません。チュチェ60（1971）年2月5日、私は当時の朝鮮社会主義労働青年同盟創立25周年記念の集いに参加して、光栄にも主席に花かごを贈りました。太陽のような明るい微笑を湛えて、私たち青年代表を祝う主席の健康を祈って芳しい花かごを贈るその時、この世の幸せを独り占めしたようで、胸の高鳴りを抑えることができませんでした。集いの後、主席は英雄称号を受けた青年たちを身近に呼びました。私は感激の余り、熱い涙を流しました。そうした私たちに優しい眼差しを送って、主席は泣かないで、泣いてはならない、と言って静かに肩を叩きました。青年の英雄たちに1人1人会った主席は、集団的英雄主義を発揮するのがもっと重要だ、君たちのように多くの人たちが英雄になれば、それだけ多くの布地が織られ、全てのところで生産の実績もぐんと上がるだろう、と言いました。信頼は報いを受けるものです。紡績工だった私を英雄に育てたその恩を忘れず、金日成主席と金正日総書記の遺訓を実行するために知恵と情熱の限りを尽くすつもりです」
生涯、国と人民のために、世界の自主化偉業のために不眠不休の労苦を捧げた金日成主席への世界人民の切なる思いと深い敬慕の念は募るばかりです。
チュチェ83（1994）年7月8日以降も、世界の進歩的な人々と海外朝鮮人、南朝鮮人民は主席に贈り物を送りました。その1点1点の贈り物は、偉大なチュチェ思想を創始し、卓越したリーダーシップと気高い風格で末永く輝く不滅の業績を残した主席への世界人民の限りない敬慕の念と熱い思いは永遠のものであることを感動深く見せています。
偉人称賛の宝庫である国際親善展覧館の永生館、つまり主席がなくなった後に送られた贈り物が展示されているところですが、ここに展示されている贈り物は、その内容と価値、芸術性、そこに込められている真心において人間の想像を絶する偉人称賛の結晶です。
それで、国際親善展覧館を訪れた訪朝客は、この永生館に展示された贈り物を見て、世界史は少なからぬ偉人を記録しているが、その生涯は逝去すると共に終わった、また生前の業績が輝きを失うこともあった、人が永遠に生きるという言葉は朝鮮で初めて出た、金日成主席を限りなく敬慕する世界人民の真心が贈り物にそのまま表れている、と深い感動の面持ちでした。
空の太陽が永遠であるように、不世出の偉人であり、勝利のシンボルである偉大な金日成主席は、歴史の流れと共に世界の進歩的な人々の心の中に太陽の姿として永遠に生き続けています。
（偉人伝）
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