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ピョンヤン製パン・製菓工場は、市民の食生活に潤いをもたらす重要な工場の一つです。1970年代に建設されました。この工場に酵母職場が建てられていた時のことです。
チュチェ68（1979）年4月のある日、職場の建設のはかどり具合について聞いた偉大な金正日国防委員長は、すぐ関係者の協議会を開きました。国防委員長は、酵母職場の建設の重要性にふれ、関係者の意見を聞きました。誰も直ぐ答えられませんでした。ピョンヤンと地方で膨大な建設が推進中または準備段階にあったその時、また新しく物を建てるというのは、あれこれ工夫しても採算が取れませんでした。
一人の関係者が、建設を後回しにしては、と言いました。しばらく考え込んでいた国防委員長は、もちろん打算すべきだ、しかし、何かにつけまず、ソロバンを弾いてはならない、ソロバンの玉を弾くだけでは、人民のために何事も出来ないと言いました。そして、人民のためのことで打算的であってはならない、というのが私の算数であり、労働党の計算方法だと付け加えました。
人民のためには何も惜しまない国防委員長でした。人民に喜んでもらうことなら、巨額の資金がかかっても最高の利益と思う労働党の計算法によって、人民のためのプロジェクトが次から次へと完成しています。それは、条件がよいからでもありません。
敬愛する金正恩総書記は、人民が何羨むものなく幸せに暮らすようにするため、献身的に尽くしています。今年1月の第8回党大会で、金正恩総書記は偉大なわが人民を運命のすべてとみなし、人民の真の忠僕らしく人民への献身の道で決死奮闘することを厳かに誓いました。
人民のためなら骨身を削る苦労もいとわない、というのが総書記の滅私奉仕の精神です。
（フィーチャー）
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