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チュチェ104（2015）年も暮れようとする今、朝鮮人民は人民生活向上のために奮闘して収めた成果を振り返っています。朝鮮では朝鮮労働党創立70周年になる意義深い今年、人民生活向上の転機を迎えました。経済の先行部門を始め各部門で年初めから奇跡と革新が起きました。
年はじめの三日間、計画を上回る石炭を生産した各地の炭鉱では上半期に昨年同期に比べ、数十万トンの石炭を増産して経済各部門に送りました。チョンリマ製鋼連合企業所の労働者、技術者は生産工程を現代化し、生産をさらに高い水準で正常化するため励みました。その結果として、短期間に新しい圧延線材の加熱炉が建設され、高い生産性と共に良質の圧延製品の生産が可能になりました。フンナン肥料連合企業所でも朝鮮式の新たな混合肥料の生産工程を確立して、作物の成長と酸性土壌の改良にとても有益な肥料生産の展望を開きました。
特にキムジョンテ電気機関車連合企業所の労働者、技術者は自分の力と技術で先端技術を要する地下鉄用の電動車を朝鮮式に開発しました。交通運輸手段としての特性と現代感覚に合いながら乗客の便宜を図る艤装品と運行情報装置も整えられたこの電動車は朝鮮人民に喜びを与えました。
農業部門でも成果が収められました。大規模な果物産地であるテドンガン果樹総合農場*1では初めて取り入れた数百トンのりんごをピョンヤン市民に送りました。また、各地の果樹農場では、背の低いりんごを始め多量収穫品種の果樹の栽培面積を増やすために励んで、数千ヘクタールの果樹園を新しく造り、果物の生産を将来性をもって行なうための土台を築きました。
建設部門では、至る所に記念碑的建造物を建てて美しい理想を実現している朝鮮の姿をそのまま見せました。今年1月、ウォンサン革靴工場が労働条件と生活環境が充実した労働者の宮殿のように改築された後、メルヘンの世界のような子供の宮殿と呼ばれるウォンサン育児院、愛育院が新しく建てられました。
知識経済時代にふさわしい生産施設が建てられる中、ピョンヤン郊外に位置したチャンチョン*2地区が本来の姿を完全になくして美しい農村の大パノラマを思わせる絶勝の地としてすっかり一新しました。
北国のラソン市*3ソンボン*4地区のペクハク*5洞地域を始め多くのところが美しく変わりました。ペクハク洞地域は、この8月、例年に無い大雨のため多大な被害を被ったところです。それがわずか30日余りという短い間に1300戸余りの平屋と託児所、幼稚園、総合サービス施設を整えた丸一つの住宅区画をなし、他のところにも2、3階建て、平屋が周りの景色にマッチして新しく建てられました。同時に新居入りした被害地域の住民は喜びの涙、感謝の涙を流し、社会主義万歳、朝鮮労働党万歳を声高らかに叫びました。
この10月には朝鮮の北部高山地帯にあるペクトゥ山英雄青年発電所で竣工式が盛大に行われ、朝鮮西海岸のリョンメ島干拓地の第6区域の地区内工事が終わって千数百ヘクタールの土地が生まれ、国の地図が変わりました。
特にピョンヤンをへめぐって流れるテドン川*6沿いの多くのところが一新しました。ピョンヤン老人ホームがピョンヤン育児院、愛育院と共に川岸に並んで建てられ、チュンソンの橋からヤンガク橋までのテドン川の岸辺に沿ってミレ科学者通り*7が建てられました。
超高層住宅と束ね式住宅が調和して建てられたミレ科学者通りには、遠くから見ても未来を設計する科学者の街であることが一目に分かるように電子軌道模様で巻き上がるように施工された53階建ての超高層住宅もあります。住宅には共同居間、両親と夫婦、子供の部屋、キッチンなどに家具備品まで完備しています。数千戸の住宅と150余りのサービス施設を整えたミレ科学者通りは、わずか一年という短期間に建設されました。
ミレ科学者通りから遠くないところにあるテドン川の中州スク島*8には、科学の世界を象徴する巨大な原子構造の形で建てられた科学技術殿堂があります。今や、ここは、科学の島に打って変わりました。
実に、チュチェ104（2015）年の奇跡のような成果は、人民に最高の文明を最高の水準で享受させようとの朝鮮労働党の賢明な指導によって収められたものです。
今、朝鮮人民はチュチェ105（2016）年に開かれる朝鮮労働党第7回大会をさらなる勤労の成果で意義深く迎えるため奮闘しています。
