ソンチョン栗の木のバックアップ(No.1)

成川栗の木

ソンチョン栗の木は共和国のピョンアン南道*1ソンチョン郡*2に生えています。いがに包まれた果実はさほど大きくありませんが甘ったるく、果実の皮を剥きやすいので昔からソンチョン地方の特産として有名です。

すっかり熟して涼しい秋風に張り裂けそうないがぐりを焼いて食べる時の美味しさはなんともいえないほどです。苗木を移植して普通、7、8年しますと、実がなり始めます。それから6、70年間は収穫ができます。育ち終えた木の高さは20メートルです。

まっすぐ育つ基本の枝に下のほうへ垂れ下がる小枝が付いています。葉は狭長楕円形で厚く緑色です。縁は中のほうへ曲がったのこぎりの目のようです。6月ごろ、花が咲き、9月下旬から10月上旬ごろに実が熟します。

いがは丸く小さいですが、普通、果実が3個ずつ、あるいは2個ずつのものもあります。果実の重さは7、8グラム、形は狭長、先が尖っています。そして果実の皮は淡褐色、脂気が浮かびます。

ソンチョン栗の木は比較的寒さに強く、蛋白質、脂肪、無機質、ビタミンなどの栄養素が豊富なので人々の健康にとてもよいことで知られています。特に消化機能と血液循環によく、健康回復にとても効果的です。

ソンチョン栗の木は天然記念物に指定され、広く栽培されています。

2013年の記事

ソンチョン栗の木は果実の皮を剥きやすく、その味が特別優れているピョンヤン栗の木の晩生です。育ちは遅いですが、まっすぐ育つ幹に下のほうへ垂れ下がる小枝が付いています。6月中旬から下旬にかけて花が咲き、9月下旬から10月上旬ごろに実が熟します。

いがは丸く小さいですが、普通、果実が3個ずつ、あるいは2個ずつ入っています。果実の重さは7～8グラムで、形は狭長、先が尖っています。そして果実の皮は淡褐色、脂気が浮かびます。ソンチョン栗の木は比較的寒さに強いです。

ピョンアン南道*1ソンチョン郡*2には、3ヘクタールのこの栗の木の林が茂っています。周辺には、クヌギ、松、低木が混生林をなしています。ソンチョン栗の木は、チュチェ36（1947）年頃に植えました。木の高さは平均12メートル、根元の周りは1.5メートル、樹冠は10メートルほどです。

ソンチョン栗の木は、学術的・経済的意義のある天然記念物です。

2016年の記事