7月27日─勝利から勝利へと

7月27日　勝利から勝利へと

朝鮮で7月27日は1950年代の祖国解放戦争でアメリカの侵略を退け、歴史的な勝利を収めた日です。毎年この日ともなりますと、朝鮮人民皆がそうですが、分けても戦火の砲煙をくぐってきた人々は「われらの7月27日」、この歌を誇り高く歌いながら喜びに溢れています。

胸に勲章きらきら戦友ら集まった
戦勝の喜び抱き戦友ら集まった
工場と協同農場の昔の兵士ら
今日は軍服着て集まって来た
7月27日、われらの7月27日
勝利の7月27日
戦友たち、あの日の歌共に歌おう

1950年代初めの祖国解放戦争、それは創建されて間もない共和国が百数十回の戦争で敗戦を知らず、世界「最強」を誇るというアメリカと帝国主義連合勢力と戦わなければならない戦争史上、最も厳しい戦争でした。世界は創建されて2年もならない共和国のことを心配しました。しかし、朝鮮はアメリカに打ち勝った初の英雄の国となりました。当時、「国連軍」司令官であったクラークは「北朝鮮軍が成功を収めたのは金日成将軍の優れた指揮があったからだと言える。…私は、勝利のない休戦に調印した史上最初の米軍司令官、と言う芳しくない名を得た」と告白しました。72時間で朝鮮全土を征服できると豪語したアメリカはその72時間が数百回も繰り返されて2万7千時間、日数では1129日、年数では3年になって自分が負けるとは想像すら出来ませんでした。

アメリカの悲劇は朝鮮の思想と精神の優位性を知らないというところにありました。朝鮮の勝利、それは天が授けた名将である偉大な金日成主席が熱い祖国愛、人民愛でもたらした勝利でした。砲煙に燻ぶる最前線の山であるムンギョン峠にまで上って「ふるさとを思う歌」を歌った主席の胸を燃やした祖国愛が正に勝利のもとでした。主席が取り戻したこの国の貴さを身にしみるほど感じたので、主席の熱い祖国愛を自分のものとして主席の周りに一つに結集して戦った朝鮮の軍人と人民でした。

ここで戦争参加者の声を聞いて見ましょう。

「私は国が最も厳しい試練をなめていた戦争の時、金日成主席の身近で軍に服しました。主席が祖国解放戦争を勝利へと導いていたその日のことを永遠に忘れられません」
「1950年代の兵士たちは革命的同志愛を高く発揮して数十倍の兵力で攻めかける敵軍を容赦なく打ち倒して勝利を収めることが出来ました」
「主席の戦法で、主席の愛を胸に秘めて1211高地を守りとおしたのです」
「最高司令官が兵士たちを親心で省みたので『最強』を誇るアメリカを打ち砕き、国を守ることができたのです」

戦後のチュチェ57（1968）年1月の「プエブロ」号事件やチュチェ65（1976）年8月の「パンムンジョム事件」をはじめ、アメリカが共和国を侵略しようと露骨に挑んでくるたびに世界は見ました。国の一本の木、一株の草も大事にした金日成主席と金正日総書記の百戦百勝の意志と胆力で愛する故郷と国土を守る思いに燃え、アメリカとの対決に奮い立って勝利を収めた朝鮮人民の姿を目撃しました。

敵が襲い掛かるなら、祖国のために
再び敵撃滅の銃剣かざして行く

今も続く勝利の歴史の目撃者である戦争参加者は新しい世代に託しています。また一人の天が授けた名将である敬愛する金正恩元帥の導きに忠実に従って7月27日の勝利の歴史を永遠に輝かせてほしい、と。