40数年も森作りに励む

40数年も森作りに励む

ユン・ギョングクさんがファンヘ北道*1ピョンサン郡*2チョンス里*3の森林監督員に赴任したのはチュチェ67（1978）年でした。当時、雑木だらけの山々を見て回るユンさんの気持ちは暗いでした。

1パーセントに当たる五葉松林を除く残りの99パーセントを全て用材林に変えなければならなかったからでした。

―故郷の山々を緑に生い茂らせよう―

その日の誓い通りにユンさんは自力で林間育苗場を造り、毎年、様々な種類の苗木を多く育てました。40数年間、雨の日、雪の日をいとわず、標高1000メートルに近い山々を上り下りしながら苗木を植え、丹精して育てました。

30ヘクタールに過ぎなかった用材林を100倍近くに増やしたユンさんは、国のはからいで功労森林係の称号を授かりました。

今年70歳になりましたが、今もユンさんは、息子や孫と一緒に木を植え、育てています。

（フィーチャー）