30年以上も同じ職場で

30年以上も同じ職場で

ピョンヤンには女性たちに実家と呼ばれる所があります。産科病院のピョンヤン産院です。ここに看護婦の一生を送っているチャ・ドンスクさんがいます。

ピョンヤン産院新生児科の婦長リ・ミョンスクさんのお話です。

「病院の看護婦の総責任者であるチャ・ドンスクさんを看護婦のみなが尊敬し、慕っています。本当のことを言って、30年以上も患者のため真心を尽くし、また看護婦の実技の水準を高めるためすべてを捧げたチャさんのことを思うと胸が熱くなりますね」

チャさんは産院が開院したチュチェ69（1980）年から看護婦を務めています。あれから今日までチャさんは、いつも親心で新生児の面倒を見ることを本分、義務とみなしました。

赤ん坊の泣き声を聞いただけで、その子が病気なのか、それとも何を求めているかを察知してすぐ適切な措置をとっている高い実技に誰もが感嘆しています。病気の赤ん坊がいると、病状が好転するまでインキュベーターのそばを離れないので母親たちは心から感謝しました。

チャさんはいつも自分が誠意を尽くしたかわいい赤ん坊たちが大きくなって博士、英雄になることを心に描いて見ました。数十年間、新生児とその母親たちのために尽くしたその功労は高く評価され、チャさんは功労看護婦の称号を授かり、先軍の時代の功労者となりました。

チャ・ドンスクさんのお話です。

「人の命を一番大事にするわが国で患者に真心を尽くすのは医療従事者が持つべき品性なのです。これからも女性たちと国の未来である子供たちの命と健康を見守るため責任と本分を果たすつもりです」