12月に残した人民愛のエピソード

12月に残した人民愛のエピソード

偉大な金正日総書記は晩年のチュチェ100（2011）年12月にも現地指導の道にいました。総書記が残した人民愛のエピソードは、今日、朝鮮人民の胸を熱くしています。ではその中の一部を紹介しましょう。

総書記の楽しみ

金正日総書記はチュチェ100（2011）年12月4日の日曜日、ケソン青年公園*1遊園地を訪れました。

総書記は遊園地の管理運営について知りたいといって、われわれは人民にこの世にうらやむもののない幸せな生活をさせるためにより多くのことをしなければならないと言いました。

人民が喜んでいるのか、乗り物の料金はいくらなのかなどを詳しく聞いてみる総書記の言葉には、乗り物を利用する人民の便宜を最大限保障してあげたい親の思いがそのまま込められていました。

ある人が、総書記がケソン青年公園遊園地を訪れたことに対し、ありがたい思いを表すると、総書記は人民に幸せな生活をもたらすのが楽しみだと言いました。

百点満点のハウス

寒さが猛威を振るい始めたチュチェ100（2011）年12月9日、金正日総書記はハムフン*2郊外の農場に新設された野菜ハウスを見ました。昨夜降った雪で、広いハウス地区は白雪に覆われていました。

総書記は、ハウスで生産したいろいろな野菜を見て、野菜の使い道を聞きました。果物野菜店を通じて住民に販売するとの答えを聞いた総書記は満足の意を表し、野菜ハウスの面積はさほど大きくないが、野菜の生産量は多いと、満点だと褒めました。

総書記は、ハムギョン南道*3がハウスを立派に築いたことに満足せず、管理運営を綿密に行って、人民が本当にそのおかげをこうむるようにすべきだ、と言いました。満点のハウスも人民がそのおかげを被ってこそ輝くという総書記の意味ある教えでした。

良いものは人民に

チュチェ100（2011）年12月15日、金正日総書記は近代的なつくりのクァンボク*4地区商業センターを現地指導しました。

商業センターの実態を具体的に見聞きした総書記は、近代的な商業センターを建てて人民により多くの商品を供給しようと思ったが、もうこれで安心できると言いました。そして総書記は、この世の良いものはみな人民が使うようにしようというのが私の構想だと言いました。

総書記の構想。

総書記に魅せられ、総書記に感謝する思いがセンターに満ち溢れました。総書記は、人民のためのことをした時が一番うれしい、人民の幸福と喜びの中に私の幸福と喜びがあると言いました。

金正日総書記の心の中にいっぱいの人民という言葉に、総書記の燃えるような献身の精神が集約され、思想と意志、信念と情熱、そのすべてが映えていました。

（偉人伝）