頼み

頼み

偉大な金日成主席が生前、常々言ったことがあります。それは人民を天の如くみなし、人民に尽くすべきだということです。

チュチェ83（1994）年7月6日、金日成主席は経済部門の幹部の会議を指導しました。会議が終わりかけたとき、軽工業とセメントの生産、金属工業など経済全般のことに触れていた主席は、革命家が代々モットーにすべき金言を残しました。

主席は、幹部は人民を先生とみなし、人民大衆に学ばなければならない、世の中に人民大衆より力があり、英知に富む存在はいない、人民大衆に学び、人民大衆を諭して導くならいかなる困難も乗り切ることができる、人民を信じ、人民に依拠すれば常に勝利するが、人民を信じず、人民に見捨てられれば常に敗れると言うのが革命家の座右の銘になるべきだ、と言いました。

この日、主席は、幹部は人民大衆を信じてその知恵と力に頼るだけでなく、人民大衆に献身的に尽くすべきだとし、人民大衆のために全てを尽くすことは最も栄誉あり、生き甲斐のあることで、革命家にとってこの上ない喜びで栄光だと言いました。

以民為天、人民を天の如く見なす気高い理念を改めて胸に刻み付ける意義深い話でした。会議の参加者は主席の意を心に受け止め、その気高い志を永遠に実行して行く決意を固めました。

この日、主席は自分の一生についてこう言いました。

―私はこれまで人民を信じて人民のために闘い、人民と共に生きて来た。私の一生は国と民族に尽くした一生で、人民と共に闘って来た一生だった。私はこれからも常に人民と共にいるだろう―

人民の息子、人民の指導者である偉人だけができる一生の総括でしょう。金日成主席はこの日、会議を締めくくり、われわれはチュチェ思想の旗のもと、社会主義の完全な勝利と国の統一をなしとげるべきで、チュチェの革命偉業をあくまで達成すべきだと言いました。

主席のこの頼みは、今日も、明日も永遠に朝鮮労働党と人民が掲げるべき指針で旗印でした。