領土強奪に現を抜かした強盗丸出しの下心

領土強奪に現を抜かした強盗丸出しの下心

日本の反動勢力が独島強奪策動に一層躍起になっています。

11月20日、自民党は領土に関する特命委員会をはじめ領土関連委員会の合同会議を開き、所謂『独島問題解決』の為のプロジェクトチームの設置、独島の周辺海域での調査活動の拡大等、独島の日本領有権確保の対策を強める事を政府に求める醜態を演じました。

また21日は超党派議員の会等の極右政治家と政府高官達が集会を開き、「独島は明らかに日本固有の領土だ、国際法に照らしてこの問題を解決する為尽力する」等の妄言を吐きました。

一方、日本外務省は南朝鮮の国会議員達が独島を訪問した事について到底受容出来ないとし、強い抗議と再発防止の要求を云々しました。これは他国の領土を奪う事に現を抜かした日本の反動勢力の強盗丸出しの野望が、どの程度に至ったかをそのまま見せるものです。

朝鮮固有の領土を自分の物だと言い張るこの妄動は、朝鮮民族の激しい怒りと国際社会の非難を買うだけです。歴史的、地理的、また国際法上から見ても独島が朝鮮の領土である事は論を待たない事実です。これを立証する資料は沢山あり、今も発掘されています。

昨年も、日本が19世紀後半に独島を自分の領土に認めなかった事を見せる、日本の地理教科書と昔の地図が次々と公開されました。最近は北東アジア歴史財団極東研究所が日本帝国主義の占領時代、日本王室*1の歴史学者が独島と鬱陵島を朝鮮の領土として表記し製作した地理集が載っている図書を公開して、内外の耳目を集めています。

にも拘らず日本の反動勢力は『竹島の日』という事まで設定し、独島が日本の領土だと言い張っているのです。また折に触れて外交青書、防衛白書のような国家文書に独島を日本領土だと明記して、独島の10箇所余りに勝手に日本式地名を付け、果ては初等・中等学校の歴史教科書の捏造も躊躇わずにいます。

日本の反動勢力の執拗な挑発的妄動は、独島が紛争地域であるかのように世論操作して朝鮮半島再侵略の名分を立てるのに、その目的があります。有事の際、血塗れの旭日旗を先ず独島に差し込み、進んでは朝鮮半島とアジア地域への侵略を拡大しようとの日本の反動勢力の下心は、日増しに悪辣さを増しています。

日本の反動勢力の厚顔無恥な独島強奪策動は、日本が朝鮮半島と北東アジア地域、世界の平和と安全にどんなに危険な存在なのかを実証しています。

（時事評論）