音楽舞踊叙事詩「栄光の歌」

音楽舞踊叙事詩「栄光の歌」

音楽舞踊叙事詩「栄光の歌」はチュチェ71（1982）年、偉大な金日成主席の生誕記念日に披露された作品です。

作品は数十年に渡る金日成主席の栄えある革命活動の歴史と不滅の業績、そして主席への朝鮮人民の限りない感謝と敬慕の念を音楽と舞踊、詩と舞台美術のようないろいろな芸術の形式を取り合わせて幅広く、立体的につくった傑作です。

プロローグとエピローグ、そして七つの場からなっています。

プロローグでは金日成主席の生誕記念日を迎える人民の感動と喜びを歌い上げています。作品では抗日革命闘争、そしてアメリカの侵略を退ける祖国解放戦争を勝利へと導いて、国の自由と独立を守り、各段階の革命を正しく導いて朝鮮人民を尊厳ある幸せな人民におしたて、社会主義の国を建てた主席の不滅の業績を見せています。また金日成主席と金正日総書記の導きに従ってチュチェの革命偉業を完成する人民の意志も見事に歌い上げています。

エピローグではいついつまでも主席に従う人民の切々たる思いを華やかな歌と踊りで表しています。作品は新たな音楽芸術の表現により、その内容がクローズアップされています。

文化省のイム・ナムチョルさんのお話です。

「音楽舞踊叙事詩『栄光の歌』は偉大な金日成主席の革命活動の歴史を側面から、年代順につづり、それに歌劇と音楽舞踊物語、音楽舞踊叙事詩劇の表現手法を総合的に結びつけて、作品の内容と叙事詩としての特性、賛歌としての特性を見事に生かしています。作品は不世出の偉人に対する賛歌と時代の名曲からなっています。しかも合唱と独唱、重唱などいろいろな形式を活用して、多用性とリアリティー、真実味と独特な感動を与えています。特に舞踊は奥行きがある造形的な群像と生活的な様相によって、時代の精神を幅広く、芸術性豊かに表しています。舞台美術を見ますと、大型スライドによる大全景、劇映画のスクリーンも映られますが、こうした要素は作品をさらにリアルな、立体的なものにつくっています。この他、詩も作品の思想性・芸術性を豊かなものにするのに役立っています」

音楽舞踊叙事詩「栄光の歌」は偉大な金正日総書記の正しい導きの下に開花する朝鮮の芸術の成果を総合的に見せ、それまでの音楽舞踊叙事詩と区別される作品として共和国の芸術の歴史に記されています。

（芸術）