音楽を愛した偉人

音楽を愛した偉人

偉大な金正日総書記は音楽政治で革命と建設を勝利へと導きました。

音楽は政治に仕えるべきだ、政治のない音楽は香りのない花も同じで、音楽のない政治は心臓のない政治も同じだ、と言うのが、総書記の音楽に対する観点でした。その崇高な意味を考えさせるエピソードがあります。

チュチェ64（1975）年11月のある日曜日にあったことです。革命歌劇「ある自衛団員の運命」の中の「春の日に」、この歌を聴いた総書記は、聴けば聴くほど良い曲だとして、周りの人たちに一緒に歌おうと言いました。ところが、歌詞を最後まで知っている人は1人もいませんでした。

総書記は、人間生活は歌を抜きにして考えられない、歌のない革命もありえない、歌を愛するのは生活への楽観、国と革命、未来への楽観だと言いました。続けて、春には大地に種をまき、秋には実りを取り入れよう、という2番の歌詞が特別気に入ると言って、1くだりずつ歌を歌って、歌詞を教えました。正に、音楽政治で新世界を開く総書記の「特別講義」でした。

チュチェ65（1976）年のことです。当時、朝鮮は敵対勢力のため、戦争の危機にさらされました。一触即発の厳しい情勢に置かれていたそのとき、金正日総書記はわれわれの報道はチュチェの朝鮮の尊厳と名誉にかけた「爆弾宣言」だとし、これから敵対勢力が断末魔の冒険に出るだろう、こうした時、われわれは敵対勢力にどのように対応すべきか？と問いかけて、われわれは歌で応えましょう、と決然と宣言しました。

その後、放送から革命的で戦闘的な歌が雷のように響き渡りました。朝鮮の「歌の大砲」に恐れをなした敵対勢力が、朝鮮の領海近くに送り込んだ大兵力を引き上げて逃げ出すのを、世界ははっきりと見ました。

これは、金正日総書記の独創的な音楽政治、音楽戦法による勝利でした。

（偉人伝）