評価された演技

評価された演技

偉大な金正日総書記の導きの下、1980年代に朝鮮の文学芸術部門で多くの名作が制作されましたが、当時の朝鮮2月8日劇映画撮影所、これも貫禄がある映画制作所でしたが、ここの人たちは「生の軌跡」と言う劇映画を製作しました。

チュチェ78（1989）年3月のある日、関係者と席を共にした金正日総書記は、新作の劇映画「生の軌跡」について高く評価し、映画芸術分野では「生の軌跡」のように生活をリアルに反映した良い映画を多く制作しなければならないと言いました。

総書記の話を聞いていた関係者の1人が、この映画が観客の胸を強く打っていると言いました。総書記は、私もそう思った、何度映画を見ても飽きが来ない、今まで芸術部門を指導する過程に数百編の映画を見たが、映画を見ながら涙を流した映画は不朽の名作である「血の海」とこの度制作された「生の軌跡」だと言いました。

総書記は主役を務めた女優の生まれ育ちの環境を見れば農村での生活の体験がないのに、農村管理委員長の役をとてもリアルにこなしたと評価し、映画の場面を例に挙げて分析しました。

総書記が評価したヒロインの農村管理委員長の役は後年、人民俳優、芸術界のスターとして名を馳せたオ・ミランさんが受け持っていました。総書記は主役の女優が父と夫もいるのに、夫に先立たれた女性の役をリアルにこなしているのを見れば、本当にたくみな演技の持ち主だと高く評価しました。

総書記の言葉に周りの人たちは深い感動を覚えました。

主役を務めたオ・ミランさんは、芸術界では豊富なキャリアの父とともに、文学芸術部門を指導していた総書記に会って貴重な教えをたまわっています。映画制作で成果を収めるよう気を配り、押し立てた総書記の配慮があって、芸術界には余り名が知られていなかったオ・ミランさんが才能を伸ばし、名優になれたのです。

総書記に高く評価された日、オ・ミランさんは普通の人たちも実力家に育てあげ、押したててくれる総書記への感謝の念を抑えきれず、高い実力でその信頼と期待に報いることを決心しました。

（偉人伝）