自力の遣り甲斐

自力の遣り甲斐

「自力自強の偉大な原動力によって社会主義の勝利の前進を早めよう！」、このスローガンを高く掲げて、朝鮮人民はアメリカの悪辣な押しつぶし策動をはねつけ、社会主義強国造りを進めています。自力自強の精神は、生産と建設だけでなく、日常生活でも高く発揮され、誰もが自分の住むところは自分の力で築いています。

では、ピョンヤンの都心を流れる風光明媚なテドン川*1のほとりに位置しているテドンガン区域*2のチョンリュ*3地区にスポットを当ててみましょう。

調和の取れた整然とした佇まいのアパートと公共施設、住宅エリアは緑一色です。歩道も新たに敷き詰められ、広い空地には色々な果樹や花木が植えられました。ユニークな造りの公園には、色々な運動機材や乗り物などが完備しています。青葉生い茂る木陰の下では、将棋、ユッ遊び*4、こま遊戯などを楽しめます。芝生にはクマ、ウサギなどの彫刻があり、あたかもメルヘンの世界に入ったような感じです。

チョンリュ第1洞*5の第18居住人民班*6班長のリ・スンウォルさんのお話です。

「このように綺麗に造っておきますと、やりがいを感じます。手始めは難儀しましたが、住民が自分の手で自分の町を造るのに、困難などなんでもない、一緒に頑張ろうと言って励んだ結果、このように姿を一新しました。苦心して造りましたので、いっそう大事にしていますが、公園で遊んでいる子供たちも芝を踏む子は一人もいません。大人と一緒に公園の手入れをしたりして、愛国心を養っています」

愛国の思いで町づくりに取り組む人々の力は強いものです。みなが一丸となって当たった結果、町づくりは順調に進みました。日照りの時は、汗して植えた木と芝が枯れてしまってはと言って、早朝からバケツを持って出かけて水をやりました。このように育てた1万本の立ち木が、町の風情をそそっています。文字通り、公園の中の公園に移り変わったチョンリュ地区を訪れる人誰もが感動の面持ちです。

チョンリュ第1洞第51居住人民班に住むコ・ギョンファさんのお話です。

「この度、私たちは自力自強の精神を発揮して当たりますと、全てのことで成果を収められることを確信しました。アメリカが朝鮮の社会主義を潰そうと必死になっていても、私たちの力で、私たちの手で造るのが、他に引けをとらず堂々と生きる道であることを自覚して、町づくりにいっそう精を出すつもりです」

アメリカを始め敵対勢力が朝鮮の社会主義を抹殺しようと足掻いているものの、朝鮮人民は自力でこの地を社会主義にふさわしく立派に築くでしょう。