自主性は国と民族の生命

自主性は国と民族の生命

自主性は個々の国と民族の生命と同じです。世界人民は、支配と従属が無く侵略と戦争の無い自由で平和な世界で、自主的発展と世界共通の繁栄を望んでいます。自主的に生き発展しようというのは人の本性です。

国と民族の場合も同じでしょう。国と民族の運命の問題は本質に於いて国と民族の自主性に関する問題で、自主制が有るか否か、またそれをどのように守り実現して行くかによって国と民族の運命が決定されます。

支配と従属に反対し自主性を求める世界人民の志向と要求が高まるにつれ、これを抹殺しようとの帝国主義者と国際反動勢力の策動は悪辣さを増しています。それだけ自主性を守るのは、個々の国と民族の運命に係わる極めて重大な要求となっています。

自主性は誰が与えるのではなく専ら闘いを通じてのみ実現されます。政治に於いて自主の原則を守るのは自主独立国建設の根本的な要求です。政治的自主性が無ければ自主独立国と言えないでしょう。個々の国と民族は自分の見解と決心によって全ての問題を決定し、自分の運命を自主的に切り開かなければなりません。

自主性を堅持するのは、健全な国家関係の樹立で守るべき根本的原則の一つです。他国との関係に於いても自主的立場を堅持せず他国の政策を鵜呑みにすれば、民族の利益と国の自主権を守る事が出来ません。

自主性は団結と強力の根本的原則です。反帝自主勢力の団結は自主性を目指す人民の間の団結で、その目的はあらゆる支配と従属に反対し自主性を実現する処にあります。

今、共和国は自主性を目指す世界人民の闘いを力強く支持しています。朝鮮革命の実践からの経験は、自主の旗を高く掲げて進む処に国と民族の自主権と人民大衆の自主偉業の勝利の裏づけがあるという事を立証しています。

朝鮮人民はこれからも自主性を生命として、それを守る為に積極的に闘うでしょう。

（チュチェ思想）