発展する朝鮮の養魚

発展する朝鮮の養魚

朝鮮で人民生活向上のため養魚に力を入れています。淡水がある所に養魚場が作られたばかりか、至る所に近代的な養魚関連施設が設けられ、養魚の先進技術が導入されています。

まず、生産性が高く、実利のあるなまず養魚の科学化、集約化が積極的に進められています。偉大な金正日総書記が用地を見立て、その名までつけてやったピョンヤンなまず養殖工場では火力発電所の排水を利用して養ったなまずをチョンリュ館*1など市内のレストランに定期的に送っています。

今、ピョンヤンなまず養殖工場を国の養魚のモデル工場にするための改築工事が行われています。チョウザメ、ニジマス、サケ、ウナギなども工業的な方法で量産されています。

生態環境に非常に敏感なチョウザメの大量養魚と浅海養魚に成功しました。朝鮮西海地区で有名なリョンジョン*2と言う泉の湧き出るところとリョンヨン*3と言うところの海辺には大規模なチョウザメの養魚場が作られました。

リョンジョンと言うところの清らかな湧き水を利用するリョンジョン養魚場には百数十の養魚池とチョウザメの採卵および幼魚飼育場、水濾過場、配合飼料加工場、蛋白飼料加工場、コントロールセンターなどが設けられています。

リョンヨン浅海養魚事業所ではチョウザメの浅海養魚に成功しました。その方法の一つとして考案されたのが金網の生簀による浅海養魚法で、養魚面積にこだわらず、沿岸の任意の地域でチョウザメやニジマスなどを量産しています。

朝鮮東海地区にはサケのような高級魚類の研究と養魚、加工が一体化した養魚研究所が建てられて、科学技術と生産を密着させ、最新科学技術に基づいて養魚を工業的に、科学的に、また、集約的に行い、魚類加工品を量産できる展望が開かれました。

朝鮮の解放70周年と朝鮮労働党創立70周年に際して発表された朝鮮労働党中央委員会、朝鮮労働党中央軍事委員会の共同スローガンに「全国に養魚の熱風が巻き起こるようにせよ！」というものがありますが、それにのっとり、今、養魚部門の人みながこぞって奮起しています。