贈り物 生地の装飾品と絵「フィジー諸島」

生地の装飾品と絵「フィジー諸島」は、敬愛する最高指導者金正恩委員長にチュチェ101年(2012)8月21日、フィジー共和国の駐朝大使館員から贈られたものです。

贈り物はフィジーの人達の文化の伝統を表しています。

生地の装飾品は楮(こうぞ)の皮を石で叩いて作った手製の生地によるもので、この生地の装飾品は大切な方だけに贈るといいます。生地に刻まれた文様は友好の情を象徴するといいます。

絵「フィジー諸島」には、この国の主な島であるビチレブ島*1とバヌアレブ島*2、そしてその周りの幾つかの小さい島が描かれています。ビチレブ島には首都と地域別の名前が記されています。

贈り物の左側の上の部分には酋長の指揮棒が描かれ、下の部分には客と国賓を歓待する時にもてなすヤクナ*3という飲料を飲む座った姿勢の女性が描かれています。そして右側の上の部分には草を被せた家、下の部分には槍*5で魚獲りをする人が描かれています。また島と島の間には鯨*6と亀が描かれていますがこれはこの国の水産資源を意味するといいます。

生地の装飾品と絵の下には「敬意を表し フィジー共和国大使館」という字が書かれています。

生地の装飾品のサイズは横72.3センチ、縦79センチ、絵は横縦が其々56.3センチ、48.9センチです。

(世界と朝鮮)

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*1 ビティレブ島 Viti Levu
*2 Vanua Levu
*3 映像の発音は「やくな」で、ヤンゴーナ*4の事か?
*4 カヴァ(kava、学名Piper methysticum)はコショウ科の潅木、またそれから作られる南太平洋のメラネシアからポリネシアにまたがる地域――フィジー、トンガ、サモアなどで飲用される嗜好品。カヴァラクトンと総称されるいくつかの向精神物質群を含む。カヴァ(kava)はトンガ語であり、カバ、カバカバ、カヴァカヴァとも表記される。またカヴァを使った儀式もその名で呼ばれることがある。ハワイ語ではアヴァ('awa)、フィジー語ではヤンゴーナ(yangona)、ポーンペイ語ではシャカオ(sakau)という。根を乾燥させ、粉状にして水に混ぜるか、あるいはそのまま水で揉み出したものを漉した泥水様の液体がカヴァ茶で、これを飲用する。カヴァ自体の植生域はハワイからニューギニアまでと広い。(Wikipedia)
*5 映像では「やり」と言っているが、ここは銛(もり)の方がいいと思う。
*6 映像では「くじら」と言っているが、この形は鮫だと思われる。

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Last-modified: 2019-06-28 (金) 18:27:58