父親の思いで

姜成姫（カン・ソンヒ、カン・ソニ）：子供達にとって親は生活の保護者、幸せの全てです。

それで最も不幸なのは親を失った不幸だといいます。

朝鮮には親を失った子供はいても親のいない悲しみに暮れている子供はいません。

各道に造られた立派な育児院と愛育院、初等学院と中等学院には親のいない子供達が悲しみを知らずに元気に育っています。

2017年2月1日、敬愛する金正恩総書記は平壌初等学院を訪れました。

この日、金正恩総書記は授業も参観し教員の教授の方法と教具の利用の状況、児童達の認識能力と教科書・ノートの質について詳しく確かめました。

そして子供達が利用する寄宿舎の寝室や食事室・理髪店・治療室、更には食品の倉庫も見て生活に不便は無いか具に見聞きしました。

総書記は平壌初等学院を見て「メルヘンの世界に入って来たようだ、子供達が本当に喜ぶだろうという思いで心が弾む」と言いました。

学院を離れる前に総書記は学院の教職員に「子供達が悲しみを知らずに顔に一点の陰りも無く、芯が強く元気に明るく朗らかに育つよう自分の心も合わせて面倒を看るように」と言いました。

「ここの子供達は自分の息子・娘だ、富者の中でも一番の富者は子沢山だ」と言って、それほど喜び子供達と共に記念写真を撮った総書記です。

元山育児院と愛育院も子供達の揺り籠・拠り所に造ろうと険しい建設現場を訪れた事、体が弱い子供がいる事を知って病院に入院させ、それでも安心出来ず病院を訪れて体重観察票にまで見入った事等々。

数限り無いその話は父親の思いで学院の子供達を温かく顧みる、金正恩総書記の恩情をそのまま語り伝えています。

総書記は「学院の子供達が一番恋しがるのは親の情だ、その子達に親の情が移って皆が親のいない悲しみを知らずに常に笑顔で暮らすようにするべきだ」と言っています。

金正恩総書記の深くも深い配慮があって学院の子供達は「私達の父は敬愛する金正恩元帥様、私達の家は党の胸」と歌い、幸せな子供、将来の主人公に育っています。

2025.02.04 短波放送の聞き書き

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