母親の楽しみ

母親の楽しみ

数千数万の息子娘を産み育てて1人立ちさせ、細かく導いて国の前に押し立てる母の歌「母の楽しみ」。苦労の中でも子を育て、その中から幸せを感じる母の姿が熱く胸に伝わる歌です。

雨風、雪を防いでくれた愛
お前を大事に育てて国に捧げる
いくらつらい目にあっても
それは母さんの楽しみと言うもの

昔から1人の子を育てるのにかかる手間は数え切れないと言います。子のために苦労もいとわず、愛情のすべてを注ぐのがこの世の母たちなのです。朝鮮の母親たちは、厳しい時も、疲れる時も、家庭のすべての重荷をか弱い肩に背負って子たちを立派に育て、国の守りにつかせています。

多くの子を産んで社会主義の国を守り輝せる英雄に育てるのが朝鮮の母親たちの気持ちです。それで、歌にもありますように、手間隙かけて育てた子のため、頭に霜が降りても、国に堂々と押し立てるのを楽しみ、誇りと感じるのが朝鮮の母親なのです。

心を焦がし気を揉んだ時もあったが
大きくなった息子に喜び浮かべる
・・・

ピョンヤン市*1モランボン区域*2のフンブという町*3に住むチャン・ソンシムさんは語ります。

「子を産んで立派に育てるのは、社会に担った母親たちの義務で、本分だと思います。母親にとって子を立派に育てるのは単に家庭の幸せのためだけではなく、国のための崇高なことなのです。いつか私は、任務遂行中に思いがけない事故にあい、危急の状況下で数十人の兵士を救って倒れた英雄キム・グァンチョルさんの母に会ったことがあります。世を去った息子の分まで合わせて軍隊の援護を続ける英雄の母、息子は逝っても、立派な子を産んで国のために捧げたと思うととても幸せだと言う英雄の母の目頭は喜びの涙で濡れていました。本当に、自分が育てた子が国のため偉勲を立て、人々の尊敬を受ける時に、幸せを覚える朝鮮の母親たちです」

この国の津々浦々に、わが子を国のために捧げた立派な母親たちがいます。その母親たちの頼みを胸に、国の防衛線と社会主義建設現場で、国と人民のために青春も生命も惜しみなく捧げる有名無名の英雄が数多く輩出しています。

そのとおりです。

この地に英雄、愛国者を多く育てて押したてる母親たちがいて、社会主義朝鮮は富み栄えるでしょう。

（芸術）