母の日の祝賀状のデザイン

朝鮮で11月16日は母の日です。毎年この日になると、国中が母親たちを心から祝っています。その中には、祝賀状に祝いのメッセージと励ましの言葉を書き込むほほえましい光景も見られます。

表紙と中身からなる祝賀状はデザインが美しく素晴らしいものばかりです。今年の母の日を迎えて新しいデザインのものが多く出ました。美術アトリエセンターのマンスデ創作社でも母の日の祝賀状をユニークに作りました。

1つ1つのデザインには「母の日おめでとう」、「11月16日」、「おめでとうございます」などの祝賀のメッセージがバラ、アスターを始めいろいろな美しい花々、丹念に編みこんだ花束と調和しています。

母親の幸せそうな姿をそのままデザインした創作家のファン・チョルさんのお話です。

「共和国では女性が子を産んで育てるあらゆる条件が充分揃っています。それで母としての権利を堂々と行使して子を育てるその幸せそうな姿を描いたのです」

デザインにはわが子を立派に育てるために全てを捧げたこの国の母親たちの気持ちがそのまま込められています。

創作家のチェ・チャンボムさんのお話です。

「母親のもっとも大きな幸せは何でしょうか。わが子を愛国心の一番の表れである国の守りに付かせ、国のために青春時代を輝かせるようにすること、これではないでしょうか。こうした内容を盛り込むため励みました。もちろん、スタッフに手伝ってもらったこともあって、作品を成功させたわけです」

英雄の称号を受けた息子の姿を頼もしそうに眺めながらメダルを撫でている母の姿を描いたデザインもあり、国と人民のために、社会と集団のために尽くして英雄称号を受けた母親の誇り高い人生をデザインしたものもあります。露に濡れた美しいバラの花、そして「母の日おめでとう」と言うメッセージまで入れた花かごのデザインは息子、娘たちの熱い祝賀の心をリアルに示しています。

マンスデ創作社の団長、功労芸術家の称号を受けたキム・ヨンホさんのお話です。